大相撲

 2023年11月場所は西大関霧島が13勝2敗という成績で4場所ぶり二度目の優勝を果たした。霧島は大関としては初めての優勝となった。また初の年間最多勝も達成した。そしてモンゴル出身力士としては100度目の制覇となった。同国勢の初優勝は ...

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 さて11月場所は千秋楽に勝ち越しを決めた。それ以上に収穫だったのは霧島、貴景勝の二大関を倒したことである。特に素晴らしかったのが貴景勝戦である。貴景勝の突き放しにも下からあてがいながら距離を詰め、貴景勝が左から突き落としに来たところ ...

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 2020年1月場所は9度目のカド番となったが12日目に負け越し、大関陥落が決定した。しかし気力は衰えておらず、負け越しが決まった後も出場し続けた。その後場所後の1月27日に引退届を提出し、年寄「武隈」を襲名することが臨時理事会で承認 ...

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 ということもあり大関昇進後、豪栄道は苦しんだ。カド番抜きに豪栄道は語れない。カド番とは大関が本場所で二場所連続で負け越した場合、関脇の地位に降格する決まりになっており、一場所目に負け越した後の二場所目が「カド番」と言われる。ただし、 ...

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 次は師匠の武隈親方を紹介したい。元大関豪栄道であり、小学校5年生の時にわんぱく横綱、そして埼玉栄高校時代は高校横綱となり、全日本選手権では高校生としては史上4人目となる3位入賞を果たし、鳴り物入りで境川部屋に入門した。

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 所属する武隈部屋は11月場所現在力士は7人であり、関取は豪ノ山一人である。幕下には三段目100枚目格付出でデビューした神崎がおり、関取候補である。以前所属していた境川部屋は幕内に妙義龍、佐田の海、平戸海の三人がおり、境川部屋の方が稽 ...

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 さて私が豪ノ山の存在を知ったのは幕下時代である。背は高くないが馬力があり、スピードが速い。ただとっさに出る引き技もあり、それが少し気になっていた。少しずつその回数は減ってきているが、体が覚えている部分もあるので今後どれだけ減らせるか ...

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 大学卒業後は境川部屋に入門し、2021年3月場所で初土俵を踏んだ。2日目は同じく三段目付出の菅野との一番に勝ってから6連勝した。しかし7番相撲では勝てば優勝決定戦進出が決まる一番だったがマゲつかみの反則があり、黒星となった。翌5月場 ...

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 豪ノ山は入幕3場所目となるが、新入幕だった7月場所は二桁勝利を挙げ、敢闘賞を受賞した。そして9月場所は平幕中位となる東前頭5枚目に番付を上げたが9勝6敗で勝ち越した。平幕中位の番付は勝ち越すのが大変な位置だが、9勝を挙げたというのは ...

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 さてめでたく新入幕となったが目指すは勿論勝ち越しである。番付的には前半戦は番付が近い力士との対戦となり、後半戦は番付が上の力士との相撲となるのでできるだけ前半戦に白星を挙げたい。9月場所のような相撲を力を試すつもりで取ればいいと思う ...