大相撲

 課題は今のところは特に見当たらない。突き押しの威力を更に増すことが求められる。そのためにはやはり稽古あるのみである。また上に上がった時は四つ相撲を覚える必要性が出てくるかもしれない。ただ繰り返しになるが手足が長い上に相撲センスもある ...

大相撲

 そして阿炎には関係ないが、1年後に当時大関だった朝乃山が同様の件を起こしてしまう。虚偽報告していたのも同じであり、6場所出場停止と50%の減給6か月の処分が下された。私的には重い処分内容だと思うが、阿炎との比較で重い処分を下さざるを ...

大相撲

 そして触れない訳にはいかないのが不祥事の件である。まずは2019年11月場所前に若元春との悪ふざけで口や手足をガムテープなどで縛ったお互いの姿を撮った動画をアップロードしたことがネット上で非難され、問題となった。結局師匠が理事に謝罪 ...

大相撲

 相撲の取り口に関しては以前は師匠の元寺尾譲りの回転の速い突っ張りからの引き技を得意としていた。しかし出場停止明けからはのど輪押しを主体とした突き押し相撲に変わり、引く相撲は格段に減った。3月場所の新番付発表後の会見で本人が語っていた ...

大相撲

 その後同年7月場所は7日目から休場。理由は怪我ではなく、「数人のお客様と会食に出た」ことを師匠が把握したため、師匠の判断で休場させたようだ。そして場所後に引退届を提出していたことが報じられるも協会は受理しない方針を発表した。結局8月 ...

大相撲

 私の当時の印象としては体は細かったものの手足が長い上にスピードもあり、将来が有望だと見ていた。しかしその一方で才能だけで相撲を取っている感じであり、稽古を積み重ねているようには見えなかった。十両昇進も努力の成果というよりも、持ち前の ...

大相撲

 先場所12勝を挙げ、優勝争いに絡む活躍を見せた阿炎は3月場所は新関脇となった。御嶽海が新大関となり、次期大関候補として期待が大きい。それでは阿炎を紹介したい。

 阿炎は埼玉県越谷市出身で錣山部屋所属である。身長188セン ...

大相撲

 今場所は新入幕の場所だったが7勝8敗で負け越した。3連勝スタートとなり、前半戦は5勝3敗で折り返した。そして後半戦も連勝し、10日目に7勝目を挙げ、勝ち越しに王手を懸けた。しかし11日目からはまさかの5連敗となり、千秋楽に負け越しが ...

大相撲

 新入幕の場所だったが9勝6敗で勝ち越した。前半戦は4日目から3連敗したが4勝4敗で折り返した。そして後半戦は12日目に7勝目を挙げると14日目は翔猿を寄り切りで破り、嬉しい勝ち越しを決めた。そして千秋楽は天空海に寄り倒しで勝ち、9勝 ...

大相撲

 今場所は11勝4敗という成績で2回目の敢闘賞を受賞した。去年の9月場所で痛めた左膝には分厚いサポーターが巻かれており、回復具合が心配されたが相撲を観た限りではその影響は見られなかった。連勝スタートし、前半戦は6勝2敗で折り返した。そ ...