大相撲

 2025年11月場所は関脇安青錦が初優勝を果たした。本割で大関琴櫻を破って12勝3敗として豊昇龍との決定戦に臨み、豊昇龍も破った。

 初土俵から所要14場所での優勝は、尊富士の10場所に次ぐ史上2位のスピード記録(付け出 ...

大相撲

 今場所は三役復帰の場所だったが5勝10敗で負け越した。右膝の状態が思わしくなく、10日目に早々と負け越しが決まってしまった。しかしその後は横綱大の里を破り、見せ場を作った。千秋楽は王鵬に敗れ10敗目となったものの、巻き返したことで来 ...

大相撲

 2016年に師匠になってからは自身が厳しい稽古で鍛えられたということで、その部分は当時の二子山部屋の指導方針を受け継いでいるようである。

 しかし師匠として語るべきはやはり「いい人」ということである。元関脇・舛田山の当時 ...

大相撲

 師匠の常盤山親方は元小結・隆三杉である。神奈川県川崎市川崎区出身で二子山部屋所属だった。また現役時代の体格は身長179センチ、体重150キロであり、突っ張り、押しを得意としていた。

 中学卒業と同時に1976年3月場所で ...

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・2018年12月、幕内・貴ノ岩が同年の冬巡業中に暴行事件を起こしたことが報道され、引責により引退した。そして師匠の千賀ノ浦親方は監督責任を問われ、相撲協会よりけん責処分を受けた。

・2019年9月場所前の9月3日、8月3 ...

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 また部屋を語る上でこの件は触れない訳にはいかない。2018年10月1日、貴乃花親方の退職に伴い貴乃花部屋の力士と裏方全員を当時の千賀ノ浦親方が受け入れた。前もっての相談はなく、貴乃花親方に一方的に押し付けられた形での受け入れというこ ...

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 そして師匠の常盤山親方は来年3月で定年となる。また師匠は湊川親方の指導力を高く評価しており、指導は湊川親方に任せているようにも見える。よって湊川親方が後を受け継ぎそうである。

 ただ部屋には千賀ノ浦部屋時代からの弟子の隆 ...

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 部屋には2025年11月場所現在力士数は8人であり、小規模の部屋である。そして関取は隆の勝と若ノ勝の2人である。若ノ勝は十両を2場所務めたが、今年の5月場所で右足甲を痛めて途中休場して幕下に番付を下げていた。しかし今場所は十両に復帰 ...

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 常盤山部屋の前身は千賀ノ浦部屋である。1989年7月場所限りで引退して春日野部屋の部屋付き親方となっていた元関脇・舛田山の千賀ノ浦親方が、2004年9月27日に春日野部屋から分家独立して千賀ノ浦部屋を創設した。その後2010年11月 ...

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 私的に似ていると思うのが元関脇・栃煌山の現・清見潟親方である。関脇11場所、小結14場所を務めた上に三役での二桁勝利もあり、大関候補だった。しかし星を揃えられず、結局大関昇進は叶わなかった。また同級のライバルの豪栄道(現・武隈親方) ...