大相撲

 実力者とはいえ14勝1敗という成績は素晴らしい。しかし私が気になっているのは相撲内容である。以前はおっつけを主体とした動き回る相撲が持ち味だった。しかし右膝の大怪我で手術をしたこともあり、右膝への負担も考慮し、動かない相撲にモデルチ ...

大相撲

 三賞は初優勝を果たした大の里が殊勲賞と技能賞を受賞した。殊勲賞は初受賞となり、技能賞は二場所連続二度目となった。また新入幕から三場所連続三賞受賞であり、1999年の千代天山以来25年ぶり二人目となった。そして三場所連続三賞受賞かつ二 ...

大相撲

 私的には師匠の二所ノ関親方から「12勝3敗の優勝は優勝じゃない」と言われていたことがプラスに働いた気がする。大の里は出世は早いものの各段優勝はしておらず、先場所も直接対決で尊富士に敗れ、優勝を逃している。よって何が何でも優勝したいと ...

大相撲

 千秋楽は大の里の相撲の前に大栄翔が琴勝峰に勝ち、4敗を守った。これにより大の里が敗れた場合は4人による優勝決定戦ということになった。

 そして大の里と阿炎の一番である。終盤は前に出る相撲で圧倒できており、大の里が断然有利 ...

大相撲

 もう一人の3敗の琴櫻は阿炎戦だった。阿炎は4敗であり、勝てば優勝の可能性が出てくるだけでなく、10勝目となり、大関昇進への起点となる。また自身初の三役での二桁勝利となる。琴櫻は勿論だが、阿炎にとっても非常に大事な取組となった。相撲は ...

大相撲

 14日目。大の里は湘南乃海との取組だった。湘南乃海は4敗であり、勝てば優勝の可能性も出てくる。また大の里は右四つ、湘南乃海は左四つが得意ということでけんか四つであり、差し手争いが注目された。相撲は立ち合いは五分だったが大の里がすぐに ...

大相撲

 そして最後に土俵に上がったのが湘南乃海と琴櫻である。3敗同士の対戦であり、負けた方が優勝争いから後退するという一番となった。しかし相撲は立ち合いで琴櫻が右へ動き、上手を取っての出し投げであっけない結末となった。琴櫻は相手が仕切り線か ...

大相撲

 13日目。3敗力士はいずれも後半戦での土俵となった。一番先に登場したのは大の里である。相手は宇良であり、初顔合わせとなった。ただ相手を見ながら落ち着いて押せば大の里にとって怖い相手ではない。相撲は立ち合いから宇良が潜り込もうとするも ...

大相撲

 3敗力士に関しては御嶽海は豊昇龍に敗れ、4敗に後退した。そして宝富士と大の里の3敗同士の対戦は大の里が勝ち、宝富士は4敗に後退した。また新入幕の欧勝馬は元大関の正代を叩き込みで破り、3敗を守った。琴櫻は結びで若元春と対戦し、物言いが ...

大相撲

 注目は湘南乃海と阿炎の一番である。湘南乃海が勝てば単独先頭を守れ、優勝に一歩近づく。一方の阿炎も勝てば勝ち越しであり、4敗ということで優勝の可能性も残されている。よって両者ともに負けられない一番となった。

 相撲は立ち合 ...