負けん気の塊! 若碇改め藤ノ川 同部屋の錦木に関して 殊勲賞受賞と三役昇進
入幕後は幕内に定着したが、2020年に十両に転落すると負け越しが続き、あわや幕下落ちというところまで追い込まれた。しかしギリギリのところで回避するとその後は勝ち越しを続け、2022年3月場所で再入幕となった。
入幕後も勝ち越しを続けると平幕上位の番付に定着し、2023年7月場所は自己最高位の東前頭筆頭となった。この場所は2日目に照ノ富士に初めて勝ち、2個目の金星を獲得した。また初日から6連勝し、場所またぎの連勝を14まで伸ばした。翌7日目に連勝がストップしたものの、自己最速の9日目に勝ち越しを決めた。終盤は連敗したものの優勝争いを引っ張った活躍が評価され、10勝5敗で初の殊勲賞を受賞した。ただ東筆頭であり、11番勝てば新関脇の可能性もあったので、その部分が少しだけ悔やまれる。次の9月場所で新小結となり、伊勢ノ海部屋からの新小結は2014年11月場所の勢以来となった。また岩手県出身では2000年11月場所の栃乃花以来4人目となった。この場所は5勝10敗で負け越し、1場所で三役の座を明け渡した。
この後2024年3月場所は小結に復帰したものの負け越し、再度小結から陥落した。同年9月場所は優勝争いに加わり、二桁勝利を挙げたことが評価され、敢闘賞を受賞した。
続く
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