元大関の肩書を嫌う男! 正代 大関昇進後~2021年まで
新大関の2020年11月場所は3日目の高安戦で左足首を痛め、5日目から休場した。次の2021年1月場所は初のカド番となったが10日目に勝ち越しを決め、カド番を脱出した。そして11日目に2敗となった大栄翔と首位で並び、並走した。また3番連続で物言いが付くなど際どい相撲が続いた。しかし流れを引き寄せることはできなかった。終盤は連敗し、大栄翔の初優勝を許し、自身は11勝4敗で場所を終えた。
結局大関時代で優勝争いに絡んだのはこの一場所だけであり、この後は苦しい土俵が続いた。次の3月場所は7勝8敗で負け越し、大関になってから初の皆勤負け越しとなった。5月場所は13日目に勝ち越し、9勝6敗で場所を終えた。その後も勝ち越すのがやっとという内容であり、大関としての役割が果たせないまま2021年が終了した。
続く
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