なぜ御嶽海は大関に上がれないのか? 続編 その3
そして関脇、小結戦である。
関脇 照ノ富士 4(ー1)ー8
隆の勝 1-5
小結 高安 6-17
大栄翔 8-7
3月場所の番付なので照ノ富士は関脇である。またー1は不戦勝である。見ての通り大栄翔以外には負け越している。ちなみに照ノ富士には3連敗、隆の勝には4連敗、高安には5連敗、大栄翔には4連敗中である。大関に復帰した照ノ富士を除いても大関候補のライバル3人を苦手としており、この部分を克服しない限り大関昇進はないと断言できる。
3月場所の御嶽海は前半戦は4勝4敗で折り返したものの12日目終了時点で7敗となり、勝ち越しに向けて後がなくなった。しかし13日目からは平幕が対戦相手ということもあり3連勝し、千秋楽に勝ち越しを決めた。三役の地位を保てたことだけが収穫である。また大関候補のライバルの高安が終盤に崩れ、10勝に止まったのは御嶽海にとっては朗報である。
続く
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