頑張れ芝(紫雷)!のその後 幕下上位の厳しさ 幕下上位のイメージ

 あくまで私のイメージだが、幕下上位といっても11枚目~15枚目までは十両へはまだまだ遠いといったところである。繰り返しになるが全勝優勝に懸けるしかない。また全勝でなくても6番勝てば次の場所は幕下5枚目以内となり、十両昇進が見えてくる。

 6枚目~10枚目も11枚目~15枚目同様、全勝優勝しなければ十両には上がれない。以前は6枚目なら6番勝てば十両に上がれていたが最近は幕下筆頭止まりであり、昇進できないという認識で良さそうだ。一方11枚目~15枚目とは違って5番勝てば次の場所は幕下5枚目以内に入れる。また位置にもよるが、4勝でも5枚目以内に入れる可能性がある。

 そして筆頭~5枚目までが全勝しなくても十両に昇進できる可能性のある番付である。目安としては筆頭か2枚目なら4勝、3枚目か4枚目なら5勝挙げれば十両昇進の可能性が高くなる。ただし十両から落ちてくる人数や直接対決、そして相撲内容で判断される部分もあるので場所後の番付編成会議を経ないと分からない。ちなみに2024年5月場所で木竜皇は東幕下3枚目で5勝2敗だったが、十両から落ちてくる人数が少なかったため昇進を見送られている。その意味では運も大事な要素である。

続く