2026年9月場所を振り返って 大の里優勝に関して 君が代での涙

 そして君が代での涙は感動的だった。日体大時代は苦労したこともあったみたいだが、少なくとも角界に入ってからは苦労知らずで横綱まで駆け上がった力士である。その苦しさが分かる人はほぼおらず、その意味で本当に大変だったと思う。しかし優勝したことで一つ山を乗り越えた感じがする。

 ただ横綱なのでここで満足されては困る。更なる高みを求めて優勝回数を重ねていって欲しい。また優勝したとはいえ本来の動きには戻っておらず、完調一歩手前の印象がある。よって更に調子を上げるとともにハイレベルの優勝を求めたい。現時点で13勝以上挙げられそうな力士は他にはおらず、場所を引き締めるという意味でも今後に向けて期待が大きい。そして横綱を目指す安青錦、霧島に高い壁となって立ちはだかって欲しいところだ。

続く