2026年9月場所を振り返って 大の里優勝に関して 1年近い苦闘の日々

 2026年9月場所は横綱大の里が大関安青錦との相星決戦を制して現役最多となる6度目の優勝を果たした。また昨年9月場所以来1年ぶりの優勝となった。そして9月場所は3連覇であり、1994年~98年に5年連続で制した元横綱貴乃花以来となった。

 1年前は横綱初優勝を果たし、順調に優勝回数を重ねて行くかに見えた。しかし次の11月場所14日目の琴櫻戦で左肩を痛めて休場してからは苦闘が続いた。

 今年1月場所は強行出場し、危なっかしい相撲が多かったものの何とか10勝を挙げた。その後3月場所は4日目から休場、5月場所は全休した。7月場所は出場したものの4日目までで1勝3敗であり、再度休場してもおかしくない流れだった。しかしその後は巻き返し、9勝6敗で場所を終えた。今場所は豊昇龍が初日から休場して一人横綱として臨み、その重責を果たした。できれば13勝以上で優勝して欲しかったものの、優勝も1年ぶりであり、横綱としての役割を果たしたという点で正直ホッとしている。

続く