マスコミに好かれる男! 一山本 来歴 二度目の十両優勝と初の三賞受賞
その後は幕内に定着すると2023年1月場所は東前頭14枚目で10勝5敗とし、自身初の幕内二桁勝利となった。しかし次の場所から2場所連続で4勝11敗の大敗に終わり、同年7月場所では十両に陥落した。そしてこの場所は初日から連敗し、左膝を痛めたので5日目から休場した。ただ最後まで休場すれば幕下陥落の恐れがあるため、中日から再出場を決断した。そして再出場後は4勝を挙げ、幕下陥落を免れた。次の9月場所は西十両7枚目で13勝2敗とし、2度目の十両優勝を果たした。
西前頭14枚目で再入幕となった同年11月場所は自己最速となる9日目に幕内での勝ち越しを決めた。この時点で優勝争いの単独トップであり、この後も終盤まで優勝争いに加わった。そして千秋楽は金峰山に勝って初三賞となる敢闘賞を受賞した。また驚いたのが相撲内容である。今までは「突いて叩く」の一定のリズムで相撲を取っていた。しかしこの場所は「叩く」が消えた。師匠の放駒親方が「おまえ、本当に山本か?」と驚いていたくらいである。これまでより腰が下りており、威力のある突っ張りは今後に期待を抱かせるものであった。
次の2024年は再度幕内に定着し、5勝10敗に終わった1月場所を除けば8勝7敗か7勝8敗という成績だった。勝ったり負けたりを繰り返しながら力を蓄えていった印象がある。
続く
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