2025年9月場所を振り返って 十両の優勝争い 12日目まで 錦富士、朝白龍、朝乃山による争いへ

 その後11日目終了時点で2敗は錦富士、朝白龍、朝乃山の3人となった。また錦富士は幕内経験が豊富であり、十両では力上位である。朝白龍は新十両だが、先場所幕下優勝を果たしての十両昇進であり、勢いがある。また力の違いを見せる相撲を取っており、ここでも力が違うといった印象さえある。そして朝乃山は元大関ということでやはり十両で相撲を取る力士ではない。よってこの時点で優勝争いは3人に絞られたと見ていた。また先述の通り朝白龍と朝乃山は同じ高砂部屋所属なので優勝決定戦にならない限り直接対決はない。この部分が優勝争いをどう左右するかに注目していた。

 12日目は錦富士が栃大海に敗れて3敗となり、2敗は朝白龍と朝乃山の2人となった。

続く