琴櫻に次ぐ大物!? 琴栄峰 来歴 中学時代まで
日本相撲協会が6月30日に新番付を発表し、琴栄峰が兄の琴勝峰に続き新入幕を果たした。また史上13組目の兄弟幕内となった。同じく新入幕となった草野、藤ノ川と並んで若手期待のホープである。それでは琴栄峰を紹介したい。
琴栄峰は千葉県柏市出身で佐渡ヶ嶽部屋所属であり、年齢は22歳である。また身長184センチ、体重140キロであり、右四つ、寄りを得意としている。
相撲は5歳の時に柏市少年相撲団で始めた。小学校5年生と6年生でわんぱく相撲全国大会に出場したことがきっかけで埼玉栄高校相撲部の山田監督に兄の琴勝峰とともに勧誘され、中学校進学と同時に埼玉栄高校相撲部の寮で生活を始めた。そして中学時代は相撲を取る稽古はほとんどせず、ひたすら体作りに取り組んだ。1回の食事でどんぶり飯を3~4杯はかき込み、夜食ではふりかけをかけた山盛りご飯や餅を詰め込んだ。稽古は相撲を取らない代わりに四股やすり足の基礎運動や、セットトレーニングなどで徹底的に鍛えた。
その成果もあり、中学3年間で体重は30キロ増え、身長は10センチ伸びた。実戦的な稽古はそれほど積んでいなかったが、中3で都道府県大会個人3位、白鵬杯2位に入賞するなどの実績を残した。
続く
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