2025年5月場所を振り返って 優勝争い 8日目まで 大の里独走ムード

 8日目までは大の里が強さを見せ、全勝を守った。一方大栄翔は6日目から連敗し、場所後の大関昇進に黄色信号が灯った。また8日目はここまで全勝だった伯桜鵬が明生に敗れて初黒星となり、この後の取組で大の里が勝ったことで大の里が単独先頭に立った。

 8日目終了時点で全勝は大の里一人となり、1敗で若隆景、伯桜鵬、安青錦の3人が追いかける展開となった。若隆景は黒星スタートの後の7連勝であり、頑張ってはいるものの、大の里の強さばかりが際立っていた印象である。星一つ差ではあるものの、この時点で既に大の里の独走ムードが漂ってきた。

続く