これぞ理想の横綱! 照ノ富士 来歴 現役引退
そして次の2025年1月場所は横審から圧力を掛けられていた訳ではない。しかし本人は覚悟を決め、3場所ぶりに初日から出場した。初日は若隆景に肩透かしで敗れて黒星スタートとなった。その日の夜、師匠の伊勢ヶ浜親方に「もう1回負けたら、引退したい」と伝えたという。翌2日目は館内に母、妻と2歳になる一人息子の照務甚(てむじん)君を呼んでいた。母をモンゴルから呼んでいるのが強い決意の表れのように見えた。この日は隆の勝に勝ち、家族の前で白星を挙げた。しかし2日後の翔猿戦は送り出されて2敗目となり、5日目から休場した。その後1月場所6日目後に現役引退の意向が報じられた。翌17日、日本相撲協会は照ノ富士の引退を発表し、同日の理事会で現役引退と年寄「照ノ富士」を承認したと発表した。
続く
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