これぞ理想の横綱! 照ノ富士 来歴 大関復帰まで
次の同年9月場所は東前頭筆頭だったが11日目に勝ち越しを決めたものの12日目に敗れて優勝争いから脱落した。そして翌13日目から左膝の変形関節症のため休場した。
翌11月場所は東小結だったが千秋楽に大関・貴景勝を破って13勝2敗とし、貴景勝との優勝決定戦に臨んだ。しかし決定戦では敗れて優勝を逃したが技能賞を受賞した。
次の2021年1月場所は東関脇となった。6日目までは3勝3敗だったがその後は白星を伸ばし、11勝4敗という成績で2場所連続となる技能賞を受賞した。
同年3月場所は二度目の大関獲りの場所となった。12日目に9勝目を挙げ、「三役で直近3場所33勝」の昇進目安に到達した。しかし直前場所が9勝で昇進した前例はなく、当時は師匠の伊勢ヶ浜親方が審判部長を務めていた。結局その後も白星を伸ばし、12勝3敗で4場所ぶり3度目の優勝を果たした。また関脇以下の地位で3度幕内優勝を達成したのは史上初となった。場所後照ノ富士は「師匠の顔に泥を塗ることは絶対に許さないという気持ちだった」とコメントした。そして場所後の番付編成会議で大関復帰が決定した。
続く
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