角界の鉄人! 玉鷲 来歴 初土俵~2015年まで
2005年7月場所に幕下へ昇進し、2007年9月場所では西32枚目で7戦全勝し、初の幕下優勝を果たした。翌11月場所は東2枚目で4勝3敗で勝ち越し、次の2008年1月場所において新十両へ昇進した。十両でも4場所連続で勝ち越しを決め、同年9月場所で新入幕を果たした。入幕した場所は4勝11敗と大きく負け越し、翌11月場所は十両に陥落したが、その11月場所は10勝5敗の好成績を挙げ、翌2009年1月場所で再入幕を果たした。この後は6回再入幕しており、基本的には平幕中位から下位の番付であり、時に十両に陥落するといった状況が続いた。そして平幕上位で臨んだ場所もあったが上位の壁にぶつかって大敗していた。そんな中で2014年6月14日、鶴竜横綱昇進披露宴で2年前に元モデルのモンゴル人女性と結婚していたことを明かし、夫人と一緒に昇進披露宴に出席して関係者らに披露していた。なお夫人の弟は、2025年1月場所で新入幕を果たした玉正鳳である。
その後2015年3月場所で新三役となり、小結に昇進した。モンゴル出身の新三役は、2014年11月場所の逸ノ城以来となった。また初土俵から所要66場所での新三役は外国出身の中でも1位のスロー記録である。しかしこの場所は4勝11敗という成績に終わった。
翌5月場所は西前頭5枚目であり、6勝9敗で負け越したが9日目は日馬富士を破った。初めての金星獲得であり、外国出身としてスロー記録1位となる30歳6か月での金星となった。
続く
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