2025年1月場所を振り返って 場所前に関して
場所前は琴櫻と豊昇龍が綱取り場所となり、ダブル昇進の可能性もあるということで注目された。また2場所連続休場中の照ノ富士が覚悟を持って出場してきた。1日だけのようだが冬巡業で相撲を取り、年明けの横審稽古総見も参加し、場所直前も関取衆と相撲を取るなど、仕上がりはまずまずのように見えた。しかし横綱である。結果が求められる地位であり、調子を上げながら終盤戦を迎えられるかが焦点となった。それに加えて大関2場所目の大の里の巻き返しや、若元春が大関昇進に向けて足場固めができるかなど、話題が盛りだくさんの中で初日を迎えた。そして若い二大関が綱取りということもあり、場所前からチケットが完売した。役力士に限らず平幕以下でも人気力士がおり、大相撲ブーム到来と言っても過言ではない。
続く
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