2024年9月場所を振り返って 優勝争い 9日目まで 大の里独走ムード
前半戦は5日目終了時点で大の里が全勝で単独トップに立った。また大関琴櫻と元大関で関脇の霧島はともに5日目は初黒星となったものの4勝1敗であり、まずまずの好スタートを切った。一方大関豊昇龍は2勝3敗であり、優勝争いどころか勝ち越しさえ厳しい状況となった。また貴景勝は全く自分の相撲が取れずに連敗し、3日目から休場した。そして師匠は再出場を否定し、進退が注目されたが14日目に現役を引退し、年寄「湊川」襲名が発表された。
8日目終了時点では全勝は大の里、1敗は霧島、そして2敗で大関琴櫻など7人が追いかける展開となった。大の里は相撲内容でも圧倒しており、琴櫻はこれ以上は離されたくないところである。この時点で優勝争いは大の里と霧島の二人に絞られたように私には見えた。
9日目は全勝と1敗は変わらず。ただ2敗の琴櫻が宇良に敗れて3敗となり、優勝争いから大きく後退した。また2敗は平幕の若隆景、遠藤、錦木、高安の4人となった。
続く
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