頑張れ芝(紫雷)!のその後 現在の相撲内容

 再十両後の相撲内容に関しては全体として安定感のある相撲が取れている。また紫雷にとっては十両に上がり、毎日相撲を取れていることがプラスに働いているようだ。確かに連日土俵に上がるのは大変かもしれない。しかし幕下以下とは違って一番の重みは減るので一喜一憂する必要がなくなる。負けたとしても気持ちを切り替えて翌日の相撲に備えれば全く問題ない。

 また幕下時代は得意の左四つに組み止めてもその後の攻めが遅かった印象がある。しかし十両に上がってからは攻めが速くなった。そして左四つに組めなくても投げ技で対応するなど相撲の幅が広がってきた。このあたりは学生相撲出身であり、技量を持っている。今の相撲が取れれば幕下に落ちることはなさそうだ。しかし研究されたらその限りではなくなるので上を目指して頑張って欲しい。

続く