琴恵光引退に関して 来歴 初土俵~十両昇進まで

 2007年3月場所で初土俵を踏み、当時の四股名は本名の柏谷(かしわだに)を取り、琴柏谷だった。その後2008年7月場所で三段目に昇進した。その場所は負け越して序二段に陥落したが、一場所で三段目に復帰すると今度は定着した。2011年5月場所では祖父の四股名の「恵」と、より光らせるようにの「光」を入れた琴恵光に改名した。すると二場所連続で勝ち越し、同年9月場所で幕下に昇進した。その後2013年以降は幕下に定着した。しかし地元九州で行われた同年11月場所では負け越し、これが本人にとっては非常に悔しかったようだ。そして次に九州へ帰るまでには十両に昇進することを決意した。これがきっかけとなり、2014年に入ってからは勝ち越しを続けた。同年9月場所は東幕下3枚目で5勝2敗と勝ち越し、場所後の番付編成会議で11月場所での新十両昇進が決定した。また宮崎県出身の関取誕生は草竹以来22年ぶりとなった。

続く