真っ向勝負! 平戸海 来歴 その2
2021年11月場所は西13枚目での新十両となったが14日目に王鵬に敗れた際に右足を痛め、7勝7敗1休で場所を終えた。翌2022年1月場所は千秋楽に関取として初めての勝ち越しを決めた。その後同年7月場所は東十両8枚目で10勝5敗の好成績を収めた。そして少しラッキーな形で9月場所に新入幕を果たした。長崎県出身の新入幕は、兄弟子だった佐田の富士が2011年11月場所で新入幕を果たして以来およそ11年ぶりとなった。番付は幕尻の西前頭16枚目であり、結局7勝8敗で負け越した。幕尻であり、翌場所は十両転落が確実と見られていたが11月場所では西前頭16枚目に据え置かれ、これもラッキーな形でご当地場所を幕内力士として迎えることとなった。11月場所は12日目に勝ち越しを決め、自身初の幕内勝ち越しとなった。そして最終的には10勝5敗の好成績だった。また敢闘賞候補にも挙がったが、三賞選考委員会による投票の得票数が過半数に満たず見送られた。翌2023年1月場所は自己最高位となる西前頭10枚目で8勝7敗で勝ち越した。3月場所は再度の自己最高位で西前頭9枚目となったが7勝8敗で負け越した。5月場所は番付据え置きで西前頭9枚目で場所に臨むことになった。
続く
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