2026年1月場所を振り返って 十両の優勝争い 千秋楽 藤凌駕ー若ノ勝戦

 千秋楽。若ノ勝は藤凌駕戦だった。過去の対戦成績は藤凌駕の2戦2勝である。今場所の内容を見れば若ノ勝が有利である。しかし藤凌駕は先場所の十両覇者であり、突き押しの威力があるので若ノ勝にとって油断できない相手である。

 相撲は若ノ勝が頭からぶちかますと激しい押し合いとなった。その後若ノ勝が右ノド輪で藤凌駕を押し上げると横を向かせ、最後は体当たりで西土俵下に送り出して十両優勝を決めた。

 若ノ勝は身長177センチだが手足が長いので体が大きく見える力士である。またリーチの長さは今後武器となりそうである。馬力のある相手に真っ向勝負でぶつかり、休まず攻め続けた内容は見事だった。来場所は新入幕を懸けた場所となる。

 藤凌駕は負けはしたものの食い下がっており、内容は悪くなかった。新十両優勝を果たした先場所より苦しんだ印象だが、自己最高位でも力負けせず9勝を挙げたのは立派である。来場所は同部屋の藤青雲とともに新入幕となりそうだ。

終わり