今年の大関候補2026 熱海富士
。去年一年に関して
1月場所は平幕上位の番付で5勝10敗と負け越し、3月場所からは上位力士と対戦する地位から外れた。そして7月場所は11勝4敗の好成績をマークし、約2年ぶりの二桁勝利となった。11月場所は8勝7敗で勝ち越し、今場所は西前頭4枚目である。
・課題
得意としている右四つの相撲と押し相撲を磨いていくことである。また去年7月場所から師匠が交代した。そして交代した場所で11勝ということで元照ノ富士の指導の成果が出たと見ている。印象としては相撲内容は以前より良くなっていると思う。観ていても相撲の意図が伝わりにくいタイプであり、主体性があるようには見えない。そういった意味では師匠がどう導いていくかがポイントとなりそうだ。立派な体格だが手足は長くないので、個人的には押し相撲を磨いて欲しいと思っている。
もう一つの課題としては体重が挙げられる。現在192キロだが、役力士で一番体重が重いのが大の里の187キロであり、これ以上増やす必要性がない。そして体重が増えると体の動きが鈍くなるリスクもある。よって今後は体重管理が不可欠である。
・今後に向けて
身長187センチ、体重192キロの体格とスケールは同部屋の義ノ富士、伯乃富士を凌ぐものを持っている。また今挙げた2人は師匠に言われずとも稽古に励みそうなので、私的には師匠には熱海富士に付きっきりで指導して欲しいという考えである。相撲の取り口もまだまだ完成されておらず、伸びしろも十分ある。伸び悩んではいるものの、期待の大関候補であることに変わりない。
さて今場所は12勝3敗の好成績で優勝決定戦まで駒を進める活躍を見せた。決定戦は安青錦に敗れたものの、3回目の敢闘賞を受賞した。また来場所の新三役が濃厚となった。才能開花ということで私としても嬉しい限りである。来場所二桁勝てば大関昇進への起点が作れるので更なる成長を期待したい。
続く
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