大嶽部屋継承に関して 元幕下友鵬に関して 欠かせない存在

 友鵬は力士としては大成しなかったが、部屋には欠かせない存在だった。大鵬の教えを忠実に守り、親方からも部屋の力士からも頼られる存在であり続けた。大きな転機は大鵬の脳梗塞である。友鵬が20歳だった1977年2月、まだ36歳だった大鵬が倒れた。そして左半身に麻痺が残った。懸命のリハビリで稽古を見られる状態に回復したが、午後はリハビリの毎日だった。何かにつけて友鵬は呼ばれ、マッサージに行けない日は友鵬が大鵬の体を揉んだ。病院に駆け付け、下の世話をしたこともある。以来2013年9月8日に大鵬が死去するまで、家族以外では最も近くにいたのが友鵬だった。長年近くで見てきた大竜は「友鵬さんは、仕事ができた。頼んだことはしっかりやる。俺らみたいにちゃらんぽらんじゃない。だから頼りにされていた」と証言する。

続く