大相撲

 2023年9月場所時点では、序二段の玉天翔と玉の寅が本場所の取組が終わり次第ちゃんこ番のために部屋に帰り、午後には付け人の仕事のために国技館に戻ってくるという、若い衆がフル回転している状況である。また玉天翔と玉の寅は角界入り前は料理 ...

大相撲

 1961年1月場所限りで現役を引退し、以降は二所ノ関部屋の部屋付き親方となっていた元関脇・玉乃海の片男波親方が19人の内弟子を集め、同年5月に分家独立する形で片男波部屋を創設した。その後12代片男波親方は玉乃島(後の玉の海)を横綱に ...

大相撲

 それに加えて外国出身の入門希望者に対しては、2018年頃から新弟子検査受検前に半年~1年の研修期間が課されるようになった。またモンゴル国内が以前より豊かになったこと、モンゴル相撲の実業団が人気になったこと、そして日本に相撲留学して大 ...

大相撲

 モンゴル人力士のコミュニティーに必要以上に入り込まない力士としても知られている。土俵に情が入る余地を断つためである。モンゴル人力士といえば朝青龍や白鵬が派閥を作ってきた歴史がある。それを象徴したのが日馬富士の暴行事件である。玉鷲は「 ...

大相撲

・先代師匠の存在

 元関脇・玉ノ富士の先代片男波親方のことである。2010年までは玉鷲の師匠だった。エピソードが一つある。2006年1月場所、当時小結だった玉乃島(元関脇、現放駒親方)は2日目に大関・栃東に敗れた際に右肩脱 ...

大相撲

 勿論丈夫な体の持ち主であるというのが一番の理由である。しかしそれだけではない。他に2つある。

・家族サービス

 場所後に家族旅行に行くことをモチベーションにしているようだ。そのためには多少の痛みがあっても本場 ...

大相撲

 この場所は東前頭3枚目で迎えていた。またこの年は5月場所こそ横綱・照ノ富士が優勝しているものの、7月場所は逸ノ城が平幕優勝を果たしており、誰が優勝してもおかしくないという状況だった。そんな中で5日目は照ノ富士を破って金星を獲得する活 ...

大相撲

 この場所は三役に復帰し、西関脇で迎えていた。序盤は3勝2敗だったが6日目からは連勝し、10日目に勝ち越しを決めた。

 主役は白鵬だった。初日から白星を並べ、10日目終了時点で後続に星二つ差をつけた。また相撲を取っての連勝 ...

大相撲

 身長は189センチの長身であり、手足が長く懐が深い体型ながら突き押し一本で勝負している。特に下半身が固いため、元関脇・玉ノ富士の先代片男波親方は四つ相撲では大成しないと見ていたようである。そしてその考えは元関脇・玉春日の現師匠に引き ...

大相撲

 今は迷いのない突き押し相撲を取っているが、20代の頃は押すのか廻しを取るのか分からない中途半端な相撲を取っていた印象がある。また押すにしても必要以上に頭を下げて窮屈そうにぶつかっていく内容も目立った。師匠は突き押し一本と迷いがなかっ ...