これぞ理想の横綱! 照ノ富士 相撲の取り口
右四つ・寄りを得意としていた。また四つに組み止めて左上手を取り、胸を合わせるという正攻法の寄りだった。そして上手投げも得意としていた。一方立ち合いが甘く、廻しが取れない時は引っ張り込む癖があった。また押し相撲得意の力士は苦手としてお ...
これぞ理想の横綱! 照ノ富士 私が観た印象
最初に目に入ってきたのは十両時代である。モンゴル出身力士としては珍しい巨漢力士であり、手足も長い。また体格だけでなくスケールの大きな相撲を見て、これは将来の・大関・横綱候補だと直感した。その後駆け上がるように大関に昇進したが、昇進後 ...
これぞ理想の横綱! 照ノ富士 来歴 現役引退
そして次の2025年1月場所は横審から圧力を掛けられていた訳ではない。しかし本人は覚悟を決め、3場所ぶりに初日から出場した。初日は若隆景に肩透かしで敗れて黒星スタートとなった。その日の夜、師匠の伊勢ヶ浜親方に「もう1回負けたら、引退 ...
これぞ理想の横綱! 照ノ富士 来歴 区切りとなる10回目の優勝
次の5月場所は私は休場するものだと思っていた。しかし出場を決断したので驚いたことを覚えている。結局初日は大の里に敗れ、2日目から休場した。しかし場所後の横綱審議委員会では「場所に少しでも出ようとした敢闘精神、責任感の表れは評価できる ...
これぞ理想の横綱! 照ノ富士 来歴 腰痛による3場所連続休場と9度目の優勝
次の7月場所は場所前にぎっくり腰になったことを明かしたが、軽症を強調していた。しかし場所では2日目から連敗し、4日目に「腰椎椎間板ヘルニア及び腰椎椎体終板障害により1か月の加療が必要」との診断書を提出した。そして同日以降を休場した。 ...
これぞ理想の横綱! 照ノ富士 来歴 両膝の手術による長期休場と復活優勝
雲行きが怪しくなってきたのが次の9月場所である。9日目までで5勝4敗と振るわず、10日目から休場した。古傷の両膝の調子が思わしくなく、特に右膝は骨が完全にずれるほどのダメージを負い、「人工関節が必要」と言われるほどだった。その後両膝 ...
これぞ理想の横綱! 照ノ富士 来歴 新横綱場所~2022年7月場所まで
新横綱として迎えた9月場所は中日勝ち越しを決めるも後半戦は2敗した。しかし千秋楽は星一つ差で追っていた妙義龍が敗れた時点で5度目の幕内優勝を決めた。そして千秋楽も勝って成績は13勝2敗だった。
次の11月場所は9月場所 ...
これぞ理想の横綱! 照ノ富士 来歴 横綱昇進と日本国籍取得
4年ぶりに大関に復帰した次の5月場所は初日から10連勝と圧倒的な強さを見せた。しかし終盤は連敗して12勝3敗となり、貴景勝との優勝決定戦となった。決定戦では貴景勝を破り、自身初の2連覇を達成した。また大関復帰場所での優勝も史上初とな ...
これぞ理想の横綱! 照ノ富士 来歴 大関復帰まで
次の同年9月場所は東前頭筆頭だったが11日目に勝ち越しを決めたものの12日目に敗れて優勝争いから脱落した。そして翌13日目から左膝の変形関節症のため休場した。
翌11月場所は東小結だったが千秋楽に大関・貴景勝を破って1 ...
これぞ理想の横綱! 照ノ富士 来歴 土俵復帰~幕尻優勝まで
2019年3月場所は5場所ぶりの土俵であり、序二段まで番付を下げていた。やはりここでは力が違い、決定戦は敗れたものの7戦全勝で場所を終えた。その後は3場所連続で6勝をマークすると2019年11月場所は西幕下10枚目で7戦全勝優勝を果 ...