大相撲

 師匠は元幕内の大翔山である。最高位は東前頭2枚目だった。金沢高校時代はインターハイで準優勝した。そして日大に進学すると三年次にアマチュア横綱となり、四年次に学生横綱を獲得した。また久島以来の大物ということで入門時は各部屋による争奪戦 ...

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 追手風部屋は2024年7月場所現在、大栄翔が小結であり、平幕には翔猿と遠藤がいる。そして十両力士が3人おり、合計6人を擁する一大勢力となっている。また師匠が日大出身ということで翔猿だけでなく、遠藤、大奄美、剣翔なども日大出身であり、 ...

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 また常に連絡は取らないものの、翔猿との仲は悪くなさそうである。そして番付で弟に追い越されてもあまり気にしていないようである。確かに相撲を観ても翔猿の相撲には執念を感じるが英乃海の相撲にはそれは感じない。良くも悪くも淡々と相撲を取って ...

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 英乃海は翔猿の三つ上である。木瀬部屋所属であり、年齢は35歳である。身長186センチ、体重162キロであり、右四つ・寄り・押しを得意としている。顔は弟とはほとんど似ておらず、兄弟と言われなければ分からないレベルである。日大から入門し ...

大相撲

 押しと叩きを得意としている。以前は横へ動くスピードを活かして相手を翻弄した後、引き技で仕留めるといった相撲を取っていた。しかし増量してからは前に出る相撲が増えた。そして前に出てからの引き技が多くなった。前に出る圧力が強くなったからこ ...

大相撲

 最初に目に入ってきたのは幕下時代である。当たってから引いたりいなしたりする相撲が多かった。前に出る相撲ではないのだが、引きやいなしのタイミングが絶妙だった。また土俵際でのいなしも上手く、土俵際の魔術師と言っても過言ではないレベルだっ ...

大相撲

 2021年3月場所は連敗スタートも11日目に新入幕以来の勝ち越しを決めた。その後優勝争いから脱落するも14日目は3敗で優勝争いのトップに立つ小結高安を激戦の末、首捻りで破る活躍を見せた。そして千秋楽も勝ち、この場所は10勝5敗で終え ...

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 しかし新十両の場所はにし14枚目で6勝9敗と負け越し、壁に跳ね返された。その後2018年1月場所は西幕下3枚目で4勝3敗で勝ち越し、場所後の番付編成会議で3月場所での十両復帰が決まった。そして同年7月場所は9勝6敗という成績であり、 ...

大相撲

 高校時代には将来の進路として保育士を志したこともあったが、相撲の道を選んで英乃海や剣翔と同じく日本大学に入学した。そして経済学部経済学科に進むと相撲部に入った。大学の同期には大奄美がおり、一年次に出場した東日本学生相撲新人選手権大会 ...

大相撲

 それでは翔猿を紹介したい。翔猿は東京都江戸川区出身で追手風部屋所属であり、年齢は32歳である。そして身長173センチ、体重135キロであり、押しと叩きを得意としている。現在十両の英乃海の実の弟であり、3つ年下である。相撲を始めたのは ...