大相撲

 私的にはこれが一番大きかったと思っている。2019年9月に当時横綱だった鶴竜が井筒部屋閉鎖に伴い、陸奥部屋に移籍してきた。当時は霧馬山の稽古相手だけでなく、指導役の誕生に喜んだ記憶がある。そして土俵での稽古だけでなく、食事稽古も課さ ...

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 5月場所後の番付編成会議と臨時理事会で霧馬山の大関昇進が満場一致で決まった。そして師匠の四股名だった「霧島」への改名を発表した。現在は一横綱一大関で上位陣がスカスカの状況であり、看板力士の誕生は相撲ファンにとっても嬉しい限りである。 ...

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 さて今後に向けてだが5月場所は11勝4敗の好成績を挙げ、7月場所での新入幕はほぼ確実と言っていいと思う。十両とはいえ、上位と下位では立ち合いの圧力が違い、十両上位で二桁勝利を挙げたというのは本格化している証拠である。部屋には元小結で ...

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 また師匠が入門した当時の藤島部屋、後の二子山部屋は猛稽古で有名であり、本人が言うには死ぬ覚悟で入門したようだ。そして二代目貴乃花、三代目若乃花の先輩に当たり、1987年9月場所では十両に昇進し、藤島部屋初の関取となった。

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 師匠の高田川親方は現役時代は安芸乃島の四股名で活躍し、最高位は関脇だった。相撲は左四つ・寄りを得意としていたが、背が低い上に重心も低く、腕力も強かったので密着するような形になると力を発揮した。また左四つだけでなく、出し投げや両上手か ...

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 高田川部屋は個人的には非常に大好きな部屋である。なぜなら師匠が個性的だからである。部屋の特徴としてはまずモンゴル人は採らない。そして大学相撲出身力士も採らない。入門前は相撲以外のスポーツで活躍した人を多く採り、入門後に一から指導して ...

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 それでは所属する高田川部屋を紹介したい。高田川部屋は1974年4月に元大関前の山が高砂部屋から分家独立して創設された。そして元小結・前乃臻や剣晃、幕内・鬼雷砲などを育てた。その後元前の山の8代高田川親方は2010年3月に定年退職を迎 ...

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 相撲の取り口に関しては一応は左四つの相撲を得意としているが体が大きいのもあり、右四つでも取れないことはない。そして対戦相手によっては押し相撲を取ることもある。先場所の決まり手を見ても寄り切りで2番勝っているが、上手出し投げ、上手投げ ...

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 さて私が見た印象だが、幕下時代にまず目に入ってきた。当時から手足が長く、立派な体格をしており、大物感を漂わせていた。また動きも速いのですぐに十両に上がれるものだと思っていた。師匠の高田川親方も十両昇進時に「順当にいけば3,4年前に上 ...

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 2014年5月場所で初めて番付に名前が載ると、序ノ口は一場所で通過した。同年7月場所で序二段、11月場所で三段目と昇進したが、三段目では勝ち越せず、2015年までは三段目と序二段の往復が続いた。2016年1月場所で初めて三段目で勝ち ...