大相撲

 そして10日目である。早くも大の里と霧島の直接対決が組まれた。大の里が勝てば霧島と星二つ差となり、2度目の優勝が見えてくる。一方霧島が勝てば1敗で大の里と霧島が並び、2敗力士を含めて優勝争いが分からなくなる。ということで今後の優勝争 ...

大相撲

 前半戦は5日目終了時点で大の里が全勝で単独トップに立った。また大関琴櫻と元大関で関脇の霧島はともに5日目は初黒星となったものの4勝1敗であり、まずまずの好スタートを切った。一方大関豊昇龍は2勝3敗であり、優勝争いどころか勝ち越しさえ ...

大相撲

 場所前は7月場所で10度目の優勝を果たした横綱照ノ富士が初日から休場した。7月場所後の夏巡業は参加したものの、巡業中に膝を痛めたのが一番の原因のようだ。それに加えて糖尿病で体重が10キロ以上落ちており、巡業の終盤3日間は取組から外れ ...

大相撲

 2024年9月場所は関脇大の里が2場所ぶり2度目の優勝を果たした。成績は13勝2敗だった。また大関昇進の目安となる3場所合計33勝を上回る34勝をマークした。そして初土俵から所要9場所での史上最速大関昇進となった。

勿論 ...

大相撲

 大関昇進に関しては年齢が30歳であり、今年で31歳になるので厳しくなってきている。大関候補のライバルとしては大の里が7月場所で優勝し、場所後の昇進が確実となった。また阿炎と若元春とは力量はほとんど同じに見える。そして若手の平戸海、熱 ...

大相撲

 結局この場所は力が一歩及ばなかったという印象である。それは同じく9勝6敗で大関獲りを逃した若元春も同様である。一方豊昇龍は12勝3敗で初優勝を果たし、3人の中で唯一大関昇進を決めた。ただ豊昇龍も14日目終了時点では審判部に内容を評価 ...

大相撲

 思うような成績を残せなかった場所だが、私としてはこの場所を抜きにしては語れないと考え、敢えて取り上げた。2場所前の2023年3月場所は12勝をマークした。そして5月場所は10勝だったので大関獲りの場所だった。7月場所は一人横綱の照ノ ...

大相撲

 対照ノ富士戦は7勝9敗である。また二場所は不戦勝であり、不戦勝を除けば5勝9敗となる。そして最初の対戦は照ノ富士が勝っているが、当時の照ノ富士は序二段に番付を下げる前であり、2回目以降の対戦は令和に入ってからである。相撲を取って勝っ ...

大相撲

 さて大栄翔を語る上で語るべきエピソードが3つある。

・初優勝を果たした2021年1月場所

・照ノ富士キラー

・大関獲りを逃した2023年7月場所

の3つである。それでは一つずつ触れたい ...

大相撲

 突き押し一本の取り口だが、入門後しばらくは左四つの相撲を取っていたようだ。よって小さな頃からずっと突き押し相撲を取っていた訳ではなく、突き押し相撲を覚えながら番付を上げていったということである。特にのど輪が強く、馬力でそのまま外へ運 ...