角界のスプリンター! 尊富士 記憶に残る力士とは? 益荒雄に関して その1
記憶に残る力士と言われたら皆様は誰を思い浮かべるだろうか?。私の中では大関に上がれなかった力士が思い浮かぶ。琴錦、若の里、逆鉾、寺尾、貴闘力など元関脇の力士である。あるいは舞の海、智ノ花などの小兵力士といったところである。
角界のスプリンター! 尊富士 故障歴
尊富士を語る上では避けては通れない部分である。高校2年次に左膝前十字靭帯を断裂した。その後高校3年秋の国体で再び左膝を負傷した。そして日大2年次には右膝も痛めた。情報の限りでは左膝は手術しており、右膝は手術はせず、周囲を筋肉で固めて ...
角界のスプリンター! 尊富士 相撲の取り口
突き・押しが得意だが、出足の速さを活かした相撲が特徴であり、押した後に四つに組む相撲も取れる。基本的に電車道で持って行く相撲であり、その中で押し切れる時は押し、四つに組む流れになったら四つになるといった印象である。また高校・大学時代 ...
角界のスプリンター! 尊富士 私が観た印象
初めて観たのは幕下時代である。出足を活かした押し相撲と四つ相撲で圧倒していた。大抵の力士は幕下で苦労するものだが、速攻相撲であり、相手に反撃の隙を与えない相撲なので負け越し知らずで十両に昇進した。鋭い出足に加えて上半身の筋肉が発達し ...
角界のスプリンター! 尊富士 来歴 優勝パレード、そして現在まで
5月1日、五所川原市に凱旋し、優勝パレードを行った。パレードは尊富士が生まれた金木町で1度目、五所川原市中心部で2度目が行われ、金木町には2万人、五所川原市中心部では3万5千人が訪れ、計5万5千人から祝福を受けた。また師匠は無理はさ ...
角界のスプリンター! 尊富士 来歴 110年ぶりの新入幕優勝
次の3月場所で新入幕を果たした。初土俵から所要9場所での新入幕は、年6場所制となった1958年以降の初土俵(幕下付出を除く)としては常幸龍と並ぶ史上最速タイのスピード出世となった。また新入幕から1場所通過は史上7人目となった。この場 ...
角界のスプリンター! 尊富士 来歴 新十両の場所まで
初めて番付に名前が載った2022年11月場所は、6番相撲で元幕内の旭大星を破るなど7戦全勝で序ノ口優勝を果たした。続く2023年1月場所も7戦全勝で序二段優勝を果たした。三段目に上がった同年3月場所は4番相撲で敗れ、初土俵からの連勝 ...
角界のスプリンター! 尊富士 来歴 大学時代~入門まで
高校卒業後は日本大学法学部政治学科に進学し、日本大学相撲部に入部した。大学の同期には元十両の川副などがいる。2年次に全日本大学選抜金沢大会準優勝、全国学生体重別選手権大会135キロ未満級準優勝、全国学生相撲選手権団体優勝などの実績を ...
角界のスプリンター! 尊富士 来歴 高校時代まで
母は陸上の短距離選手だったみたいだ。そしてその才能は尊富士の出足の速さとして遺伝している。また足首の細さは力士とは到底思えないものがある。よってスプリンターと付けさせてもらった。本来なら幕内優勝を果たした時に書きたかった。しかし右足 ...
2024年9月場所個別評価 嘉陽
今場所は東十両14枚目だったが11勝4敗の好成績だった。十両2場所目となったが5連勝スタートを切り、前半戦は6勝2敗で折り返した。そして後半戦は11日目に勝ち越しを決めると14日目は優勝争いの先頭を走る尊富士を寄り倒しで破り、10勝 ...