2024年7月場所個別評価 豊昇龍
今場所は9勝4敗2休という成績だった。初日は熱海富士に寄り切りで敗れ、琴櫻同様、2場所連続初日で同じ相手に黒星ということになった。4日目は豪ノ山に敗れて2敗目となり、7日目は霧島に引き落とされて3敗目ということで優勝が厳しくなった。 ...
2024年7月場所個別評価 琴櫻
今場所は10勝5敗という成績だった。初日は大栄翔に押し出され、二場所連続初日に大栄翔に黒星ということになった。5日目の御嶽海戦は投げの打ち合いとなった。物言いが付いたが琴櫻の体が先に落ちており、軍配通り御嶽海の勝ちとなり、2敗目とな ...
2024年7月場所個別評価 照ノ富士
今場所は12勝3敗という成績で3場所ぶり10度目の優勝を果たした。初日から役力士が相次いで敗れる中で白星を重ね、中日勝ち越しで前半を折り返した。そして後半戦は11日目に大の里に敗れ、初黒星となった。しかし翌日からは連勝し、14日目は ...
2024年7月場所を振り返って 十両の優勝争い 千秋楽 時疾風ー白熊戦
白熊は十両結びの一番で時疾風戦だった。そして獅司が敗れたため、この一番に勝てば優勝ということでプレッシャーが掛かる取組となった。一方の時疾風も東筆頭での7勝7敗であり、再入幕に向けて負けられない。
相撲は当たってすぐに ...
2024年7月場所を振り返って 十両の優勝争い 千秋楽 獅司ー伯桜鵬戦
千秋楽。3敗の2人の直接対決は終わっており、獅司は4敗の伯桜鵬戦が、そして白熊は時疾風戦が組まれた。
先に獅司が土俵に上がった。対戦相手は伯桜鵬である。伯桜鵬は去年の7月場所は新入幕で千秋楽まで優勝争いに絡む活躍をして ...
2024年7月場所を振り返って 十両の優勝争い 14日目 時疾風ー獅司戦 白熊ー阿武剋戦
面白かったのが十両の優勝争いである。12日目終了時点では3敗で白熊,獅司、島津海の3人が並んでいた。しかし13日目は島津海が敗れ、3敗は白熊と獅司の2人となった。ともに入幕経験はなく、番付は白熊が東8枚目、そして獅司が東10枚目とい ...
2024年7月場所を振り返って 三賞に関して
三賞は殊勲賞は照ノ富士の初日からの連勝を止めた関脇大の里が二場所連続2回目の受賞を決めた。また新入幕から4場所連続の三賞受賞は史上初の快挙となった。
敢闘賞は14日目に照ノ富士から金星を奪い、千秋楽まで優勝の可能性を残 ...
2024年7月場所を振り返って 優勝争い 優勝決定戦 照ノ富士ー隆の勝戦
相撲は照ノ富士が踏み込むも本来の出足ではない。逆に隆の勝に右のど輪から右を深く差されると上体が起き、寄り立てられた。左も差されており、ピンチに陥ったが左から小手に振った後右を差し、隆の勝の動きを止めた。その後右の腕を返し、左上手を取 ...
2024年7月場所を振り返って 優勝争い 千秋楽 優勝決定戦の前に思ったこと
決定戦となり、東の支度部屋に控えていた隆の勝が西の支度部屋に回る。そして改めて身支度をし、両者が備える。いつもの事だが、この時間は観ている方からすれば何とも言えない「間」がある。勿論対戦する両者もいろいろ考えるのだろうが、おそらく私 ...
2024年7月場所を振り返って 優勝争い 千秋楽 照ノ富士-琴櫻戦
そして結びの一番である。照ノ富士は琴櫻戦だった。幕内での対戦成績は横綱の6戦全勝であり、横綱が有利なのは確かである。しかし琴櫻は大関であり、力量的にはそろそろ横綱に勝つ可能性がある。また照ノ富士は前日は一方的な内容で負けており、フタ ...