2024年11月場所を振り返って 優勝争い 13日目 琴櫻ー隆の勝戦
そして琴櫻は結びで隆の勝戦だった。過去の幕内での対戦成績は琴櫻の6勝1敗である。基本的には隆の勝は押しを残されると苦しくなるタイプであり、琴櫻は隆の勝の攻めを残した後、投げ技で料理しているといった印象が強い。確かに隆の勝は2敗であり ...
2024年11月場所を振り返って 優勝争い 13日目 大の里-豊昇龍戦
さて相撲に関しては先述の通り琴櫻は隆の勝戦が組まれた。そして豊昇龍は大の里との一番となった。
先に土俵に上がったのは豊昇龍だった。大の里戦だったが過去の対戦成績は豊昇龍の3勝2敗であり、大の里の2勝のうちの1勝は不戦勝 ...
2024年11月場所を振り返って 優勝争い 13日目 鍵は隆の勝
13日目。この日は全取組終了後に14日目の取組を決めると審判部が発表した。通常は千秋楽の取組のみが14日目の全取組の後に決まるので異例の事である。その原因は12日目終了時点で優勝争いのトップを星一つの差で追走していた隆の勝の存在であ ...
2024年11月場所を振り返って 優勝争い 12日目 琴櫻-大栄翔戦
琴櫻は大栄翔戦だった。今場所の相撲内容なら琴櫻が勝てると見ていた。しかし直近は3連敗しており、内容も押し込むものの押し切れず、逆に押し返されるといった相撲が続いていた。勿論油断できない相手である。
相撲は琴櫻が両差しを ...
2024年11月場所を振り返って 優勝争い 12日目 正代ー豊昇龍戦 霧島ー隆の勝戦
12日目。1敗の3人のうち、豊昇龍は正代戦だったが正代の踏み込みを受け止めるとすかさず右を差して一気に寄り切った。危なげのない内容で1敗を守った。
この日の焦点は他の1敗の2人が勝てるかどうかだった。隆の勝は霧島戦だっ ...
2024年11月場所を振り返って 優勝争い 11日目 隆の勝ー大の里戦
11日目。1敗力士のうち、琴櫻は若元春戦だったが差し手争いを制すると一方的な内容で押し出した。そして豊昇龍は大栄翔戦だったが押し合いの攻防となり、豊昇龍が機を見て懐に入ると二本差した。その後大栄翔の左右からの突き落としをこらえると最 ...
2024年11月場所を振り返って 優勝争い 9日目~10日目 「柏ダービー」の流れ
9日目は1敗力士のうち阿武剋が2敗の宝富士に敗れて2敗に後退し、1敗は3人となった。また2敗力士は全員勝ったため、2敗となった阿武剋を含めて5人となった。
10日目は1敗力士は全て勝った。しかし2敗力士は大の里が大栄翔 ...
2024年11月場所を振り返って 優勝争い 8日目まで
優勝争いは21年ぶりとなる千秋楽相星決戦となったが琴櫻が豊昇龍を叩き込みで破り、悲願の初優勝を果たした。成績は14勝1敗だった。また「祖父ー孫」の幕内優勝は初めてであり、鎌谷家としては先代琴櫻が最後の優勝を飾った1973年7月場所以 ...
奄美を背負って立つ男! 明生 今後に向けて
11月場所は14日目に勝ち越しを決め、3場所ぶりの勝ち越しとなった。また九州・沖縄出身の幕内力士で唯一の勝ち越しとなった。本人も嬉しかったようである。そして今場所優勝争いを演じた豊昇龍は大関だが、サポートする考えは全くなく、自らも番 ...
奄美を背負って立つ男! 明生 部屋の紹介
明生が所属する立浪部屋は1915年に創設されて以来継承され続けている伝統のある部屋である。ただ元小結旭豊の現在の立浪親方は継承後に先代立浪親方と対立し、裁判沙汰となった。結局裁判では今の立浪親方が勝訴している。このような経緯もあり、 ...