大相撲

 思うような成績を残せなかった場所だが、私としてはこの場所を抜きにしては語れないと考え、敢えて取り上げた。2場所前の2023年3月場所は12勝をマークした。そして5月場所は10勝だったので大関獲りの場所だった。7月場所は一人横綱の照ノ ...

大相撲

 対照ノ富士戦は7勝9敗である。また二場所は不戦勝であり、不戦勝を除けば5勝9敗となる。そして最初の対戦は照ノ富士が勝っているが、当時の照ノ富士は序二段に番付を下げる前であり、2回目以降の対戦は令和に入ってからである。相撲を取って勝っ ...

大相撲

 さて大栄翔を語る上で語るべきエピソードが3つある。

・初優勝を果たした2021年1月場所

・照ノ富士キラー

・大関獲りを逃した2023年7月場所

の3つである。それでは一つずつ触れたい ...

大相撲

 突き押し一本の取り口だが、入門後しばらくは左四つの相撲を取っていたようだ。よって小さな頃からずっと突き押し相撲を取っていた訳ではなく、突き押し相撲を覚えながら番付を上げていったということである。特にのど輪が強く、馬力でそのまま外へ運 ...

大相撲

 私の目に入ってきたのは入幕後しばらく経ってからである。当時は幕内と十両を往復していた。そして注目するようになったのは自ら注目したのではなく、NHKの実況アナウンサーがしきりに注目力士として名前を挙げていたからである。そして見てみると ...

大相撲

 2022年7月場所は新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した可能性があるため、13日目から休場した。しかし13日目終了時点で6勝7敗であり、負け越していなかったため9月場所は関脇に残留した。その後は三役の地位で二場所連続で負け越し、平 ...

大相撲

 新小結の場所は7勝8敗で負け越すも次の3月場所は平幕で勝ち越し、一場所で三役に復帰した。そして同年7月場所は鶴竜と貴景勝から2つの不戦勝を得る幸運もあったが11勝4敗で2度目の殊勲賞を受賞した。翌9月場所は新関脇となり、追手風部屋で ...

大相撲

 新十両の場所は8勝7敗で勝ち越した。その後は十両に定着し、2015年7月場所は西十両筆頭で9勝6敗で勝ち越した。そして翌9月場所で新入幕となった。しかし二場所連続で負け越し、2016年1月場所は十両に陥落した。しかし一場所で再入幕す ...

大相撲

 はじめにキャッチフレーズをどうしようか迷った。大関獲りまで駒を進めた実力者であり、力強い突き押し相撲も魅力がある。しかし他の力士と比べて引き技やいなしが圧倒的に少なく、正攻法の相撲を取るという部分で「逃げない相撲を取る男!」という文 ...

大相撲

 最後に大の里が大関に上がるのは時間の問題であり、ポイントは霧島が大関に復帰できるかだと見ている。実力は認めるものの、それでも3場所連続で好成績を残すのは大変な作業である。それができれば復帰できるし、できなければ復帰できないということ ...