大相撲

 2025年5月場所での敢闘賞受賞は、場所前、師匠から掛けられたある一言が大きな要因だった。いつものように稽古場に下り、日課である200回の四股を踏み、ストレッチで体をほぐしてスリ足と稽古前の一連の準備運動を終えてテーピングを巻いてい ...

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 佐田の海にとっての最大の危機は2011年9月場所に訪れた。この場所は東十両8枚目で迎えていたが、千秋楽に武州山(現待乳山親方)に敗れた際に右足首を脱臼骨折し、全治3か月の大怪我と診断された。当時は左目眼窩底も損傷し、物が二重に見える ...

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 さて師匠の現役時代の動画を探していたが、「両国、天国と地獄」という動画がユーチューブに上がっていた。動画は1990年7月場所7日目の北勝海戦であり、NHKが放映したものである。前日は千代の富士を一方的に押し出して金星を挙げており、そ ...

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 現役引退後の1998年5月場所後、出羽海部屋から分家独立して「中立部屋」を創設した。その後2003年1月場所終了後には、元師匠である境川と名跡を交換して年寄・境川を襲名し、部屋も「境川部屋」となった。そして境川部屋からは大関・豪栄道 ...

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 1985年3月場所に大学時代からのライバルである栃乃和歌(明治大学)とともに幕下付出で初土俵を踏んだ。その後も栃乃和歌と競い合い、1986年3月場所で新十両となった。その後1987年3月場所で新入幕を果たすと同時に四股名を「小林山」 ...

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 師匠の境川親方は元小結両国である。長崎県長崎市出身で出羽海部屋所属だった。また身長185センチ、体重178キロであり、右四つ・寄り・上手投げ・突き・押しを得意としていた。

 小学校、中学校時代は柔道、ソフトボール、サッカ ...

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 2025年9月場所現在部屋には力士が22人おり、大部屋である。そして関取は平戸海と佐田の海に加えて今場所は西ノ龍が新十両になったので関取は3人である。また師匠が所属していた出羽海部屋は力士数は多いものの関取は元大関の御嶽海一人であり ...

大相撲

 1992年12月に現役を引退して以降、出羽海部屋の部屋付き親方として後進の指導に当たっていた元小結両国の中立親方が、1998年5月に2人の内弟子と同郷の先輩である12代大鳴戸親方を連れ、出羽海部屋から分家独立して中立部屋を創設した。 ...

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 父の佐田の海は大阪府堺市出身で出羽海部屋所属だった。また身長182センチ、体重132キロであり、右四つ・寄りを得意としていた。

 堺市立上野芝中学校卒業後に出羽海部屋に入門し、1972年3月場所で初土俵を踏んだ。そして厳 ...

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 右四つ・寄りを得意としているが、父同様二本差しての速攻相撲もある。また体格の割には振り回す力が強く、父にはない投げ技を持っている。そして振り回す力は土俵際での粘りにもつながっている。父は差し手争いに負けるとあっさり土俵を割っていた印 ...