大相撲

 一番の変化は幕下の人数である。現在6人いるが、そのうち元十両の天照鵬と川副に加えて松井と聖白鵬は宮城野部屋からの移籍力士である。また草野は宮城野部屋に入門予定だったが宮城野親方が処分を受けたことで伊勢ヶ浜部屋へ入門となった。よって合 ...

大相撲

 所属する伊勢ヶ浜部屋は2024年11月場所現在で力士数が35人おり、角界一の大部屋である。また関取は横綱・照ノ富士をはじめ、幕内には熱海富士、翠富士、宝富士、錦富士、尊富士がおり、十両の伯桜鵬を含めて7人である。

 稽古 ...

大相撲

 一部でいわれているが、大の里と尊富士が何度も賜杯を争うということである。それだけ2人に対する期待の高さの表れと言える。

 特筆すべきは、大の里の新十両から大関になるまでの関取としての勝率である。7場所(十両2、幕内5)で ...

大相撲

 相撲の取り口は右差しからの速攻相撲はインパクトがあった。また小錦をけたぐりで破ったように足技も持っていた。

 最高位は関脇であり、関脇まで上がる力士は大抵は長年関取の座を守るものである。しかし怪我が非常に多く、幕内在位は ...

大相撲

 記憶に残る力士と言われたら皆様は誰を思い浮かべるだろうか?。私の中では大関に上がれなかった力士が思い浮かぶ。琴錦、若の里、逆鉾、寺尾、貴闘力など元関脇の力士である。あるいは舞の海、智ノ花などの小兵力士といったところである。

大相撲

 尊富士を語る上では避けては通れない部分である。高校2年次に左膝前十字靭帯を断裂した。その後高校3年秋の国体で再び左膝を負傷した。そして日大2年次には右膝も痛めた。情報の限りでは左膝は手術しており、右膝は手術はせず、周囲を筋肉で固めて ...

大相撲

 突き・押しが得意だが、出足の速さを活かした相撲が特徴であり、押した後に四つに組む相撲も取れる。基本的に電車道で持って行く相撲であり、その中で押し切れる時は押し、四つに組む流れになったら四つになるといった印象である。また高校・大学時代 ...

大相撲

 初めて観たのは幕下時代である。出足を活かした押し相撲と四つ相撲で圧倒していた。大抵の力士は幕下で苦労するものだが、速攻相撲であり、相手に反撃の隙を与えない相撲なので負け越し知らずで十両に昇進した。鋭い出足に加えて上半身の筋肉が発達し ...

大相撲

 5月1日、五所川原市に凱旋し、優勝パレードを行った。パレードは尊富士が生まれた金木町で1度目、五所川原市中心部で2度目が行われ、金木町には2万人、五所川原市中心部では3万5千人が訪れ、計5万5千人から祝福を受けた。また師匠は無理はさ ...

大相撲

 次の3月場所で新入幕を果たした。初土俵から所要9場所での新入幕は、年6場所制となった1958年以降の初土俵(幕下付出を除く)としては常幸龍と並ぶ史上最速タイのスピード出世となった。また新入幕から1場所通過は史上7人目となった。この場 ...