2025年3月場所を振り返って 高安が優勝を逃した場所
2025年3月場所は大関・大の里が高安との優勝決定戦を制し、3場所ぶり3度目の優勝を果たした。また大関昇進後では初めての優勝となった。成績は12勝3敗だった。そして高田川審判部長は次の5月場所の綱取りを示唆した。それでは優勝争いを振 ...
角界の鉄人! 玉鷲 最後に
今場所は西前頭7枚目で迎えていたが、10勝5敗の好成績だった。また2014年11月場所の旭天鵬以来の40代二桁勝利となった。相撲内容も押し相撲はまだまだ健在であり、伯桜鵬、尊富士、平戸海といった伸び盛りの若手力士を退けていた。悔やま ...
角界の鉄人! 玉鷲 師匠の紹介 引退後
引退後は片男波部屋の部屋付き親方だった。その後2010年2月4日に師匠の玉ノ富士との名跡交換により片男波を襲名し、片男波部屋を継承した。玉飛鳥の引退以降は関取が玉鷲しかいない状況だった。しかし玉鷲が長期に渡って幕内で取り続けられるよ ...
角界の鉄人! 玉鷲 師匠の紹介 現役時代
師匠の片男波親方は元関脇・玉春日である。愛媛県東宇和郡野村町(現・西予市)出身で片男波部屋所属だった。また身長183センチ、体重157キロであり、突き・押し・おっつけ・いなしを得意としていた。
中央大学から幕下付出で初 ...
角界の鉄人! 玉鷲 片男波部屋の近況と今後に関して
2023年9月場所時点では、序二段の玉天翔と玉の寅が本場所の取組が終わり次第ちゃんこ番のために部屋に帰り、午後には付け人の仕事のために国技館に戻ってくるという、若い衆がフル回転している状況である。また玉天翔と玉の寅は角界入り前は料理 ...
角界の鉄人! 玉鷲 部屋の紹介 片男波部屋の歴史
1961年1月場所限りで現役を引退し、以降は二所ノ関部屋の部屋付き親方となっていた元関脇・玉乃海の片男波親方が19人の内弟子を集め、同年5月に分家独立する形で片男波部屋を創設した。その後12代片男波親方は玉乃島(後の玉の海)を横綱に ...
角界の鉄人! 玉鷲 外国出身力士の今後
それに加えて外国出身の入門希望者に対しては、2018年頃から新弟子検査受検前に半年~1年の研修期間が課されるようになった。またモンゴル国内が以前より豊かになったこと、モンゴル相撲の実業団が人気になったこと、そして日本に相撲留学して大 ...
角界の鉄人! 玉鷲 派閥を作らない人
モンゴル人力士のコミュニティーに必要以上に入り込まない力士としても知られている。土俵に情が入る余地を断つためである。モンゴル人力士といえば朝青龍や白鵬が派閥を作ってきた歴史がある。それを象徴したのが日馬富士の暴行事件である。玉鷲は「 ...
角界の鉄人! 玉鷲 連続出場の理由 先代師匠の存在
・先代師匠の存在
元関脇・玉ノ富士の先代片男波親方のことである。2010年までは玉鷲の師匠だった。エピソードが一つある。2006年1月場所、当時小結だった玉乃島(元関脇、現放駒親方)は2日目に大関・栃東に敗れた際に右肩脱 ...
角界の鉄人! 玉鷲 連続出場の理由 家族サービス
勿論丈夫な体の持ち主であるというのが一番の理由である。しかしそれだけではない。他に2つある。
・家族サービス
場所後に家族旅行に行くことをモチベーションにしているようだ。そのためには多少の痛みがあっても本場 ...