大相撲

 場所前は大の里の綱取りが一番の話題だったが、新横綱豊昇龍は先場所は金星3個を配給した上に途中休場しており、横綱2場所目にして早くも正念場に立たされた。また休場の原因となった右ヒジ痛の回復具合も焦点となった。大栄翔は長らく三役に定着し ...

大相撲

 2025年5月場所は大関大の里が2場所連続4度目の優勝を果たした。成績は14勝1敗だった。初日から連勝し、12日目終了時点で後続に星3つ差をつけた。そして13日目の琴櫻戦で勝てば優勝だったが一方的な内容で寄り切り、2日を残して優勝を ...

大相撲

 そしてもう一つ伝えたいのが横綱として果たした役割である。白鵬から受け継ぐ形で横綱になった訳だが、白鵬は優勝回数45回の大横綱であり、長い間相撲界を引っ張てきた。またプロ野球ではよくあることだが、トッププレイヤーが引退するとその穴がな ...

大相撲

 私は師匠のおかみさんが言った「覚悟の人」という言葉が全てだと思っている。間近で横綱のことを見てきた人が言うのだから間違いない。そして努力といってもただの努力ではなく、想像を絶する努力である。自分の相撲人生はもう長くないと言い切り、そ ...

大相撲

 また現役時代のライバルだった千代の富士の師匠だった北の富士さんは「横綱2人を育てたのだから手腕を認めざるを得ない」と語っていた。現役時代は千代の富士に辛酸を舐めさせられてきたが、師匠になってからは育成能力をいかんなく発揮している。

大相撲

 やはり横綱の素質があると見ていたようである。しかし相撲が粗削りのままで弱点だらけの相撲であり、どこかで怪我をするのは分かっていたようだ。そして怪我をしやすい相撲だったので、最初の大関時代からそのまま横綱に上がって、いずれ怪我するか、 ...

大相撲

 呼出しの照矢によると、自分が間垣部屋に入った頃はたくさん力士がいたようだ。しかし徐々に人が減ってベテランだけが残り、まるで家族のようになっていた。その中に一人若いのが入ってきたのが横綱だった。

 そして強くなると思い、将 ...

大相撲

 師匠が不在の中で兄弟子の駿馬と呼出しの照矢は苦労を共にしてきた二人である。照ノ富士によると相撲に関しては駿馬と照矢に話し、怒りを吐き出していたようだ。それだけ信頼関係がある証拠である。

 元駿馬こと中板秀二さんは最高位は ...

大相撲

 やはり序二段まで転落し、どん底まで落ちたことが逆に横綱にまで上がれた要因の一つのように私は思える。そして本人が辞めようと思っても師匠が引退を許可せず、それが原因で追い詰められた。その後一念発起して覚悟を決めた。やはりこのことが一番大 ...

大相撲

 再起に向けてはモンゴルからトレーナーを雇って体力つくりに励んだ訳だが、それだけではない。筋トレの先生だけで4人、膝の専門の病院の先生が2人、マッサージ師さんが3人、内臓の先生が2人と、体のことだけで11人もの人が関わっている。その他 ...