大相撲

 大の里は3敗を守り、辛うじて優勝争いに踏み止まった。ただし2敗力士の一人の安青錦とは対戦を終えているので地力優勝の目はない。よって厳しい状況には変わりない。また2番ともに引き技を見せており、勝ちはしたものの相撲内容は良くなかった。と ...

大相撲

 そして一山本は結びで大の里戦が組まれた。過去の幕内での対戦成績は大の里の2戦2勝だが、今年3月場所では一山本が大の里のまともな叩きに乗じて押し込んでおり、見せ場を作った。よって大の里の今場所の調子を踏まえれば大の里有利とまでは思えな ...

大相撲

 草野は若隆景戦だった。草野は新入幕ということで初顔合わせである。また草野は初の役力士との対戦ということで注目の取組となった。相撲は両者頭からぶつかり、若隆景が右からおっつけながら差し、下手を取った。そして両者低い姿勢ながら若隆景は頭 ...

大相撲

 次に土俵に上がったのは琴勝峰である。対戦成績は高安の6勝2敗であり、直近は高安の5連勝中である。そして琴勝峰の調子を計る上でも高安は元大関の実力者であり、注目の一番となった。しかし勝負はあっけなかった。高安がかち上げから突き放して押 ...

大相撲

 12日目。2敗同士の直接対決はなかった。まず土俵に上がったのは安青錦である。玉鷲戦だったが初顔合わせとなった。相撲は安青錦が低い姿勢でのもろ手突きに対して玉鷲は突き放して安青錦の上体を起こそうとした。しかしなかなか突き起こせず、安青 ...

大相撲

 11日目。1敗の一山本は高安戦が組まれた。相撲は高安のかち上げに対し一山本は高安の左差しを警戒する立ち合いを見せた。その後突っ張り合いから高安が左を差そうとするも一山本は左へ回り込むなどして左差しを許さず、逆に一山本が高安を土俵際ま ...

大相撲

 9日目は1敗の4人のうち霧島、玉鷲、草野の3人が敗れたので一山本が単独トップに立った。そして2敗で大の里、霧島など7人が追う展開となった。

 10日目は一山本は明生を押し倒しで破り、1敗を守った。そして2敗力士は6人勝っ ...

大相撲

 そして前半戦から波乱の土俵が続いた。まずは豊昇龍である。白星発進も2日目から3連敗し、5日目から休場した。どうも場所前の7月4日の出稽古で左足親指を痛めたみたいだ。治療するも完治せず、3日目の安青錦戦で敗れた際に悪化させたようである ...

大相撲

 2025年7月場所は東前頭15枚目の琴勝峰が13勝2敗で初優勝を果たした。また新会場IGアリーナでの最初の優勝者になった。平幕優勝は2024年3月場所の尊富士以来8場所ぶりであり、佐渡ヶ嶽部屋からは2024年11月場所の琴櫻以来10 ...

大相撲

 兄の琴勝峰が13勝2敗で幕内最高優勝を果たした。場所前は全く想像できなかったが、潜在能力の高さを発揮した。優勝の要因の一つはやはり琴栄峰の新入幕である。年は4つ離れており、琴勝の立場からすれば番付は2枚しか違わず、ほぼ追い付かれてお ...