四股名はどうなる? 草野 新十両まで
初土俵の場所から兄弟子の横綱照ノ富士の付け人を務めた。そしてこの場所は一番相撲から6連勝したが、七番相撲では文徳高校の先輩の藤青雲に敗れ、全勝優勝は逃した。それでも6勝1敗であり、相撲内容的にも上々のスタートを切った。
次の7月場所は5勝2敗だったが、14日目の西ノ龍との七番相撲で左からの強烈な張り手を浴びて一時は意識不明となり、救急車で名古屋市内の病院に緊急搬送された。しかし大事には至らず、翌日には照ノ富士の付け人の仕事に復帰した。
その後も勝ち越しを続けたが、能力を考えれば幕下力士相手にやや手こずった印象もある。そして2025年1月場所は西幕下3枚目となったが六番相撲で勝ち越しを決めた。しかし七番相撲では十両の大奄美に敗れ、4勝3敗に終わった。十両に上がれるか微妙な成績だったが、この場所で引退した照ノ富士の枠に滑り込む形で翌3月場所での新十両が決定した。日大出身では2024年1月場所の尊富士以来59人目の関取となった。また元学生横綱としては2024年5月場所の阿武剋に続いて33人目の新十両昇進となる。
続く
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