奄美を背負って立つ男! 明生 奄美出身力士の紹介 禧久 昭広
日大相撲部の元主将であり、1993年と1995年の2回アマチュア横綱に輝いた。そのうちの1回は決勝で後の関脇・栃乃洋(現竹縄親方)に勝っている。身長162センチ、体重90キロの小兵だった。当時は角界は身長173センチ以上という規定があり、角界入りできなかった。現在は地元に帰り、教職に就いて後進の指導に当たっている。また後輩の舞の海は身長が足りなかったが頭にシリコンを入れて身長を伸ばす執念を見せ、角界入りしている。
潜って頭を付ける相撲であり、これぞ奄美相撲といった取り口だった。角界入りはできなかったが、私はこの人を抜きに奄美相撲は語れないし、また語ってはいけないと思っている。アマチュア横綱になった時の映像はユーチューブに残っており、見て頂ければその凄さが分かると思う。伝説の力士であり、舞の海さんより凄かったと言っても過言ではない。
続く
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