2026年1月場所を振り返って 優勝決定戦 安青錦ー熱海富士戦 負けた熱海富士に関して
負けた熱海富士は2度目の優勝決定戦進出も賜杯には届かなかった。ただ相撲では右を差して安青錦を追い詰めており、力は出し切ったように見えた。
気になったのは精神面である。先に3敗を守ったので安青錦が琴櫻に負けた時点で初優勝が決まる状況だった。ここで優勝を争うライバルの負けを声に出して願ってしまったようである。ある意味では熱海富士らしいとも言えるが、少なくとも声に出してはいけないと思う。できれば安青錦が勝つものと思い込み、最初から2番取るつもりで臨んで欲しかったところだ。
しかしそれだけのしたたかさがあれば既に三役に上がれているはずである。また精神面がすぐに大きく変わるということはないと思うので、精神面はさておき、まずは技術面を磨きたい。まだまだ相撲に粗さが残っており、技を身に付ければ番付も上がり、それに伴って精神面も成長するはずである。
確かに優勝は逃したものの、来場所は同部屋の義ノ富士、伯乃富士に先んじて新三役となることが濃厚である。今場所は初金星を挙げたものの、金星ではライバルの二人に先を越されており、心中は穏やかでなかったと思われる。よって収穫があったのも確かである。ただ三役で満足されては困るスケールを持っており、個人的には来場所は二桁勝利と大関昇進への起点作りを求めたい。
続く
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