大相撲

 14日目。若碇は新十両の宮乃風戦だった。相撲は立ち合いで若碇が左張り差しを見せた。その後若碇が押し込んだものの宮乃風が左へ回り込んで残した。そして宮乃風の重心が低く、宮乃風の相撲の流れになりかけた。しかし若碇が攻めを押しに変え、宮乃 ...

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 12日目。草野は琴栄峰戦だった。琴栄峰が勝てば優勝争いでトップに並ぶことになる。また伸び盛りの若手同士の一番ということで見逃せない取組となった。

 相撲は琴栄峰が立ち合いで思い切り左へ動いた。立ち合い変化は良いとは言えな ...

大相撲

 十両は西筆頭の草野が2場所連続2度目の優勝を果たした。先場所は新十両で14勝1敗と圧倒しており、新入幕の可能性もあった。しかし入幕できず、西筆頭に据え置かれた。そして黒星スタートとなったが翌日からは連勝し、前半戦を7勝1敗で折り返し ...

大相撲

 三賞は敢闘賞は西前頭13枚目の佐田の海と東前頭9枚目の安青錦が受賞した。佐田の海は38歳のベテランながら若々しい相撲内容であり、14日目で10勝ということで当然と言える。3年ぶり3度目の受賞となった。安青錦は千秋楽に勝てばという条件 ...

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 13日目。大の里は琴櫻戦だった。過去の対戦成績は4勝4敗の五分だが、直近は大の里が連勝している。大の里は優勝が懸かる一番だが残り3日あり、独走状態ということでプレッシャーが掛かる局面ではない。目の前の一番に集中といったところである。 ...

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 豊昇龍は霧島戦だった。相撲は立ち合いで豊昇龍が右張り差しを見せたものの霧島に左を差された上に下手を取られた。そして上手を切られ、逆に霧島に右上手を取られた。横綱とはいえ両廻しを取られ、動きを止められたらどうしようもない。その後霧島の ...

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 12日目。大の里は伯桜鵬戦だった。初顔合わせであり、大の里は受けて立つ立場である。一方伯桜鵬の番付は東前頭7枚目であり、前日の横綱戦に続いての大関戦は嬉しかったに違いない。

 相撲は伯桜鵬が頭からぶちかましたのに対し大の ...

大相撲

 そして結びは豊昇龍と伯桜鵬の2敗対決となった。また伯桜鵬は横綱初挑戦となった。相撲は豊昇龍のモロ手に対して伯桜鵬は頭からぶちかまし、豊昇龍の引きに乗じて一気に押し込んだ。しかし豊昇龍は左へ回り込んで残すと伯桜鵬がついて行こうとしたと ...

大相撲

 この相撲は結果だけでなく、大の里が成長を見せた一番と言っていいと思う。勝因は二つある。一つ目は右上手である。これまでは右を差せないとまともな引きに走ることが多く、相撲に我慢が足りないように見えた。そして対策として取り組んできたことが ...

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 次は全勝の大の里と2敗の若隆景の取組である。過去の対戦成績は2勝2敗だが、今場所は若隆景の体が良く動いており、大の里にとっても油断できない相手である。また大の里に勝てる可能性を考えれば私的には横綱を除けば若隆景しか思い浮かばず、注目 ...