2024年1月場所個別評価 宇良
今場所は念願の新三役の場所となった。年6場所制となった1958年以降では6位となる31歳6か月の高齢での昇進となった。また幕内経験者が序二段に陥落しながら新小結となったのも史上初となった。膝の大怪我を乗り越えての新三役であり、誰にで ...
2024年1月場所個別評価 高安
今場所は1年ぶりの三役復帰の場所となったが2勝4敗1休という成績に終わった。白星スタートも2日目は霧島に敗れ、その際に腰痛が再発したということで3日目から休場した。そして治ったので6日目から再出場したが8日目からはインフルエンザと腰 ...
2024年1月場所個別評価 大栄翔
今場所は9勝6敗という成績だった。前半戦は番付が下の力士との対戦だったが6勝2敗で折り返した。しかし後半戦は大関獲りの琴ノ若、豊昇龍と霧島の両大関に3連敗し、優勝争いから脱落した。その後14日目に勝ち越しを決めたものの目標としていた ...
2024年1月場所個別評価 琴ノ若
今場所は13勝2敗の好成績で初となる技能賞を受賞した。また優勝すれば殊勲賞受賞だったが優勝決定戦で照ノ富士に敗れたため受賞を逃した。それでも千秋楽に勝ち、大関昇進の目安となる直近3場所の通算勝ち星が33勝をクリアしたため、臨時理事会 ...
2024年1月場所個別評価 貴景勝
今場所は2勝2敗11休という成績に終わった。連勝スタートも2日目の熱海富士戦で右を差した際に右腕を痛めたようだ。勝ち残りの土俵下で右腕を気にする素振りを見せていた。そして3日目は若元春に突き出しで敗れたが右が全く使えないといった内容 ...
2024年1月場所個別評価 豊昇龍
今場所は10勝4敗1休という成績だった。4連勝スタートを切ったが5日目は豪ノ山に一気に寄り切られて初黒星を喫した。翌6日目は阿炎に引き落としで敗れて連敗となった。それでも7日目からは白星を並べ、2敗を保って優勝争いに加わった。しかし ...
2024年1月場所個別評価 霧島
今場所は綱取りの場所だったが11勝4敗に終わり、綱取りは振り出しに戻った。3連勝スタートも4日目は翠富士に敗れて初黒星となった。そして8日目は翔猿に敗れて2敗となり、綱取りに向けては厳しい星勘定となった。9日目からは白星を並べるも1 ...
2024年1月場所個別評価 照ノ富士
今場所は13勝2敗という成績で4場所ぶり9回目の優勝を果たした。11月場所後の冬巡業は休場し、部屋での稽古再開も12月下旬ということで復調途上であり、スタミナ面が懸念された。そして出場を決めたのはギリギリの初日の3日前だった。師匠の ...
2024年1月場所を振り返って 三賞と十両優勝の尊富士に関して
三賞は殊勲賞は照ノ富士と貴景勝を破った若元春が初受賞となった。技能賞はおっつけの上手さが評価され、琴ノ若が初めて受賞した。過去5回敢闘賞を受賞しているが、敢闘賞以外で初の獲得となった。そして敢闘賞は14日目までで10勝を挙げていた新 ...
2024年1月場所を振り返って 優勝争い 千秋楽 優勝決定戦 照ノ富士ー琴ノ若戦
ということで照ノ富士と琴ノ若による優勝決定戦となった。両者ともに想定していたと思う。そして琴ノ若は初優勝が懸かる。ただ本割の相撲を観たら琴ノ若が横綱を倒す景色は私には見えなかった。再度横綱が勝つだろうと見ていた。そして注目は立ち合い ...