大相撲

 しかし三役目前の西前頭筆頭に番付を上げた2015年7月場所から負け越しが続き、西前頭10枚目まで番付を下げた2016年7月場所は7勝8敗で負け越した。また年6場所制となった1958年以降では貴ノ浪などを抜いてワーストとなる幕内7場所 ...

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 十両昇進後は8場所十両に定着したが、2011年9月場所千秋楽の取組で右足首を脱臼骨折し、手術を受けて翌11月場所を全休して十両から陥落した。陥落後は十両復帰目前まで来ては負け越しが続き、2年間幕下で低迷した。また豪栄道の付け人やちゃ ...

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 その後2004年1月場所から本名の「松村」から父の現役時代と同じ「佐田の海」の四股名を名乗った。本人は「佐田の海」を名乗るのは恐れ多いと思ったが、2003年11月場所の時に師匠から「今場所は勝ち越しても負け越しても来場所から佐田の海 ...

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 佐田の海は熊本県熊本市出身で境川部屋所属であり、年齢は38歳である。また身長182センチ、体重137キロであり、右四つ、寄り、上手投げを得意としている。

 1980年代に速攻相撲で活躍した出羽の海部屋所属の元小結・佐田の ...

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 2025年5月場所は10勝5敗の好成績で3度目の敢闘賞を受賞したが、中でも素晴らしかったのが13日目の金峰山戦である。突き起こされ、左に回り込んで凌いだものの右四つに組み止められた。佐田の海も右四つ得意ではあるものの巨漢相手にがっぷ ...

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 2025年7月場所は新入幕ながら敢闘、技能のダブル受賞となった。仮に優勝していたら三賞独占となっており、去年の3月場所でトリプル受賞となった尊富士と同等の評価だったことが分かる。ある程度は予想できたことだが、改めて能力の高さを示した ...

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 そして2025年6月から新生伊勢ヶ浜部屋がスタートとなった。新師匠は「この部屋で強くなったし、何をやったら強くなるか分かっている。それを守ってやっていきたい」と語った。ということで前師匠の指導方針を受け継ぎつつ、自分なりにスパイスを ...

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 そして個人的には復活したこと以上に横綱に上がって3年半に渡って横綱の地位を守り続けたことが立派だったと思っている。確かに膝の怪我もあり、休場が多かったのは事実である。しかし晩年の白鵬同様、出場した時は圧倒的な強さを見せ、遂には優勝回 ...

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 師匠の伊勢ケ浜親方は元横綱照ノ富士である。2025年1月場所で現役を引退し、年寄・照ノ富士として伊勢ヶ浜部屋の部屋付き親方となっていた。そして元横綱旭富士の9代伊勢ケ浜親方が2025年7月で定年となるため、同年6月2日、照ノ富士親方 ...

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 ただ仮に炎鵬が引退し、宮城野を襲名したとしてもすぐに部屋が復興するというのは現実的には考えにくい。同じく元宮城野部屋所属だった伯桜鵬は22歳と若く、伸び盛りの年齢である。そして稽古相手に恵まれているという意味でも今の環境がベストのよ ...