大相撲

 白鵬の晩年であり、全盛期とは違ってかち上げや張り差しを多用していた。そしてこの相撲でも白鵬は立ち合いで右から張り手を見せた。しかし正代は張り手を読んでおり、当たった瞬間に首を右に向け、張り手をかわした。すると頭に血が上った白鵬派から ...

大相撲

 この場所は関脇で迎えたが前半戦は照ノ富士に敗れるなど2敗し、6勝2敗で後半戦を迎えた。しかしこの時点で優勝争いトップタイであり、大混戦の場所となった。そして後半戦は白星を重ねると13日目は大関・貴景勝を突き落とし、14日目は大関・朝 ...

大相撲

 2024年9月場所時点では幕内力士の平均身長は184.8センチ、平均体重は161.8キロである。正代は身長184センチ、体重169キロであり、幕内平均に近い力士である。またアゴを上げる立ち合いが特徴であり、四つ相撲が得意ということで ...

大相撲

 右四つ・寄りを得意としているが左差し狙いの立ち合いが多い。体が大きい割には差し身が上手く、モロ差しも得意である。胸から強く当たり、相手の上体を起こしてから差す相撲が持ち味である。よって立ち合いの踏み込みの強さがポイントになる。そして ...

大相撲

 どうしても比較したくなるのが現・幕内の遠藤である。遠藤の方が1学年上であり、3年次は遠藤に敗れてアマチュア横綱のタイトルを獲得できなかった。そして遠藤はアマチュア横綱となったことで幕下10枚目格付出の資格を獲得し、鳴り物入りで入門し ...

大相撲

 その2023年1月場所は10勝以上で大関特例復帰となる場所だったが8日目に6敗目となり、大関特例復帰が消滅した。結局この場所は6勝9敗で終わった。

 次の3月場所は3年ぶりの平幕の番付だったが、右足の状態が回復しつつあっ ...

大相撲

 しかし9月場所前に苦難が訪れる。場所前の8月31日に右足親指の巻き爪および化膿が一部で報じられた。足の親指は力士にとって生命線であり、特に正代は立ち合いの踏み込みがその後の流れを決めるタイプである。結局9月場所は初日白星も2日目から ...

大相撲

 翌2022年も苦難の土俵が続いた。1月場所は13日目に負け越しが決まり、6勝9敗で場所終え、3月場所は3度目のカド番となった。その3月場所は4連敗スタートとなったが中盤から巻き返し、14日目は優勝争いのトップを走っていた高安を下して ...

大相撲

 新大関の2020年11月場所は3日目の高安戦で左足首を痛め、5日目から休場した。次の2021年1月場所は初のカド番となったが10日目に勝ち越しを決め、カド番を脱出した。そして11日目に2敗となった大栄翔と首位で並び、並走した。また3 ...

大相撲

 次の2020年7月場所は11勝4敗の好成績で5度目の敢闘賞を受賞した。14日目は単独先頭の照ノ富士を破る活躍があり、評価されての受賞となった。また自身初となる三役での二桁勝利を記録した。

 同年9月場所は4日目に照ノ富士 ...