2025年3月場所を振り返って 優勝争い 11日目 大の里-宇良戦
大の里は宇良との取組だった。過去の対戦成績は大の里の3戦3勝である。内容も宇良の動きを見ながら落ち着いて取っており、合い口のいい相手である。相撲は宇良を見ながら押し込み、宇良が右へ動いたところを体を開いて叩き込んだ。危なげない内容で ...
2025年3月場所を振り返って 優勝争い 11日目 美ノ海ー尊富士戦、霧島ー高安戦
11日目。まずは尊富士と美ノ海の2敗同士の対決があった。相撲は尊富士が頭からぶちかまして美ノ海を突き起こすと一方的な内容で突き出した。これで尊富士は2敗を守り、優勝争いに残った。相撲内容も良く、2年連続優勝の可能性も出て来た。大の里 ...
2025年3月場所を振り返って 優勝争い 10日目 大の里ー高安戦
10日目は大の里と高安の1敗同士の直接対決となった。勝った方が単独トップに立つということで優勝争いを大きく左右する一番である。過去の対戦成績は高安の1勝だが、去年の5月場所での取組であり、参考にはならない。大の里は右四つ、高安は左四 ...
2025年3月場所を振り返って 優勝争い 9日目まで 高安の活躍
さて優勝争いに関しては前半戦は4日目に役力士の全勝がいなくなり、5日目に全勝力士がいなくなったということで大混戦となった。また注目された新横綱豊昇龍は8日目に高安に敗れて3敗目となり、優勝が厳しくなった。8日目終了時点で1敗は大の里 ...
2025年3月場所を振り返って 高安が優勝を逃した場所
2025年3月場所は大関・大の里が高安との優勝決定戦を制し、3場所ぶり3度目の優勝を果たした。また大関昇進後では初めての優勝となった。成績は12勝3敗だった。そして高田川審判部長は次の5月場所の綱取りを示唆した。それでは優勝争いを振 ...
角界の鉄人! 玉鷲 最後に
今場所は西前頭7枚目で迎えていたが、10勝5敗の好成績だった。また2014年11月場所の旭天鵬以来の40代二桁勝利となった。相撲内容も押し相撲はまだまだ健在であり、伯桜鵬、尊富士、平戸海といった伸び盛りの若手力士を退けていた。悔やま ...
角界の鉄人! 玉鷲 師匠の紹介 引退後
引退後は片男波部屋の部屋付き親方だった。その後2010年2月4日に師匠の玉ノ富士との名跡交換により片男波を襲名し、片男波部屋を継承した。玉飛鳥の引退以降は関取が玉鷲しかいない状況だった。しかし玉鷲が長期に渡って幕内で取り続けられるよ ...
角界の鉄人! 玉鷲 師匠の紹介 現役時代
師匠の片男波親方は元関脇・玉春日である。愛媛県東宇和郡野村町(現・西予市)出身で片男波部屋所属だった。また身長183センチ、体重157キロであり、突き・押し・おっつけ・いなしを得意としていた。
中央大学から幕下付出で初 ...
角界の鉄人! 玉鷲 片男波部屋の近況と今後に関して
2023年9月場所時点では、序二段の玉天翔と玉の寅が本場所の取組が終わり次第ちゃんこ番のために部屋に帰り、午後には付け人の仕事のために国技館に戻ってくるという、若い衆がフル回転している状況である。また玉天翔と玉の寅は角界入り前は料理 ...
角界の鉄人! 玉鷲 部屋の紹介 片男波部屋の歴史
1961年1月場所限りで現役を引退し、以降は二所ノ関部屋の部屋付き親方となっていた元関脇・玉乃海の片男波親方が19人の内弟子を集め、同年5月に分家独立する形で片男波部屋を創設した。その後12代片男波親方は玉乃島(後の玉の海)を横綱に ...