2020年11月場所個別評価 千代の国
東前頭14枚目であり、再入幕の場所となったが10勝5敗の好成績で二度目となる敢闘賞を受賞した。場所前の稽古で右肩を痛め、大きなテーピングを施しての土俵となった。しかし初日から6連勝し、痛めた右肩の影響はほとんど感じさせなかった。その ...
2020年11月場所個別評価 宝富士
西前頭6枚目という番付となったが9勝6敗という成績だった。前半戦は7勝1敗と好調であり、9日目に勝ち越しを決めた。そして9日目終了時点で貴景勝、志摩ノ海とともに首位タイとなる1敗で並んだ。しかし10日目の北勝富士戦は取り直しの末、押 ...
2020年11月場所個別評価 琴勝峰
西前頭5枚目であり、自己最高位だったが8勝7敗で勝ち越した。これで入幕後3場所連続の勝ち越しとなった。前半戦は4勝4敗で折り返した。そして後半戦は上位力士と対戦したが健闘し、14日目は元大関高安を押し倒しで破って勝ち越しを決めた。
2020年11月場所個別評価 翔猿
西前頭4枚目で自己最高位となったが今場所は6勝9敗という成績に終わった。前半戦は上位力士との対戦はほとんどなかったが2勝6敗と黒星が先行した。しかし後半戦は上位力士との対戦で存在感を示した。9日目は全勝の大関貴景勝を叩き込みで破る殊 ...
2020年11月場所個別評価 北勝富士
東前頭4枚目だったが11勝4敗の好成績だった。初日から4連勝するも5日目からは4連敗し、前半戦は4勝4敗で折り返した。そして後半戦は10日目の宝富士戦は取り直しの一番も含めて2分近く取った末に押し出しで破った一番が大きかった。おそら ...
2020年11月場所個別評価 大栄翔
西前頭2枚目であり、3場所ぶりの平幕だったが10勝5敗という成績だった。6日目までは3勝3敗だったが7日目からは連勝し、11日目に勝ち越しを決めた。12日目からは連敗するも終盤は連勝し、白星を2桁に乗せた。
内容に関し ...
2020年11月場所個別評価 若隆景
自己最高位の西前頭筆頭であり、初となる上位力士総当たりの番付となったが7勝8敗で負け越した。初日の正代戦は立ち合いから相手の懐に入ると二本差しで一気に寄った。しかし物言いの末突き落としで敗れ、対大関戦初勝利は成らなかった。前半戦は2 ...
2020年11月場所個別評価 高安
4場所ぶりに三役に復帰し、小結での土俵となったが8勝7敗で勝ち越した。前半戦は4勝4敗で折り返した。そして後半戦は12日目に7勝目を挙げるも13日目から連敗。千秋楽は玉鷲を寄り切りで破り、ようやく勝ち越しを決めた。
や ...
2020年11月場所個別評価 照ノ富士
帰り三役で小結の照ノ富士は今場所は13勝2敗の好成績で技能賞を受賞した。2日目の朝乃山戦はどちらが大関か分からないという豪快な相撲で上手投げで転がした。これで勢いに乗り、初日から7連勝した。しかし8日目から連敗。その後は連勝したが1 ...
2020年11月場所個別評価 隆の勝
新関脇だったが8勝7敗で勝ち越した。新三役が関脇だった力士の勝ち越しは平成以降では武双山、逸ノ城、照ノ富士に次いで4人目である。そして今挙げた3人のうち武双山と照ノ富士は大関に昇進しており、データ的には今後が非常に楽しみになったと言 ...