2021年7月場所個別評価 貴景勝
今場所は1勝2敗十二休という成績に終わった。来場所は4度目のカド番となる。2日目の逸ノ城戦で首を痛め、車椅子で引き揚げていた。どうやらぶちかました時に電気が走ったようである。箇所が箇所なので今後が少し心配である。
さて ...
2021年7月場所個別評価 照ノ富士
今場所は14勝1敗という成績が評価され、第73代横綱昇進となった。新横綱は令和では初めてであり、平成生まれでも初の横綱である。初日から安定感のある相撲で白星を並べた。そして千秋楽は白鵬に敗れたものの、経験豊富な横綱に手段を選ばない相 ...
2021年7月場所個別評価 白鵬
進退を懸けた場所となったが15戦全勝で7場所ぶり45度目の優勝となった。これにより横審が決議した「注意」は取り下げとなった。その一方で14日目の正代戦の徳俵付近まで下がった仕切り、そして千秋楽の照ノ富士戦のカチ上げと張り手、及び取組 ...
2021年7月場所を振り返って 優勝争い 千秋楽 白鵬ー照ノ富士戦
千秋楽の全勝対決は最後の仕切りでは立ったまま10秒以上にらみ合い、そして腰を下ろしてからも10秒以上にらみ合う異例と言える仕切りとなった。その後照ノ富士が両手を付き、白鵬が応じる形で立ったが照ノ富士は左前廻しを狙いに行った。一方白鵬 ...
2021年7月場所を振り返って 優勝争い 14日目まで
後半戦も白鵬と照ノ富士は順調に白星を積み重ね、13日目終了時点でも2人は全勝を守っていた。そして千秋楽は2人の直接対決だが、14日目は2人にとって難敵が対戦相手だった。照ノ富士は対戦成績で負け越している高安と、そして白鵬は前回の対戦 ...
2021年7月場所を振り返って 優勝争い 8日目まで
2021年7月場所は横綱白鵬が7場所ぶり45度目の優勝を果たした。6場所休場明けからの優勝は休場明けの場所での優勝としては最長ブランク記録である。
場所前は白鵬が進退を懸けて出場することや照ノ富士の綱取り、高安の大関獲 ...
朝乃山は大関に復帰できるのか? 信頼できる人はいるのか?
・信頼できる人はいるのか?
今のような状況に陥った時、頼れる人がいるかどうかで大きく変わってくる。しかし朝乃山の場合、高校時代の恩師の浦山監督も、そして近大時代の恩師の伊東監督も亡くなっており、アドバイスは受けられない。 ...
朝乃山は大関に復帰できるのか? 照ノ富士との比較
さて処分が下った以上、一からやり直すしかないが、三段目まで降格する見込みであるという点では怪我で大関から序二段まで転落した後、5月場所に大関に復帰した照ノ富士と比較したいところだ。
サイズ 照ノ富士 192センチ 17 ...
朝乃山は大関に復帰できるのか? 高砂部屋の問題
・高砂部屋の問題
朝乃山に関連してコンプライアンス委員会が調査したところ、先代高砂親方の元大関朝潮が2020年春頃からの原則私的外出禁止期間に朝乃山や付け人を近くの飲食店に連れ出していたことが分かり、同委員会の聴取を受け ...
朝乃山は大関に復帰できるのか? 大関という地位
大関朝乃山は5月場所前に新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインに違反していたことが発覚し、しかも同行した記者と口裏合わせをし、証拠隠滅を図ったことを重く見て「6場所の出場停止と50%の減給6月分」の処分が発表された。これで7月場所 ...