大相撲

 妙義龍と明生の一番だが明生は新関脇で7勝7敗とまだ勝ち越しが決まっていない。明生にとっても負けられない一番だった。相撲は明生が立ち合いからぶちかまして突き上げると右に変化しての肩透かしに妙義龍が両手を付いてしまった。この瞬間に照ノ富 ...

大相撲

 結びは照ノ富士は貴景勝戦だったが突き離され、なかなか廻しが取れない。そしてようやく左上手を取ったものの上手は深く、体勢も棒立ちである。最後は上手投げで仕留めたものの、相手が突き押しだけの力士ということで助かった部分もあったと思う。千 ...

大相撲

 そして10日目、11日目と照ノ富士は連勝したものの、いずれも長い相撲となった。特に11日目の高安戦は膝がしっかり曲がっておらず、腰高になっており、何とか勝ったという相撲内容だった。この時点で既に膝に疲れが溜まっていたのかもしれない。 ...

大相撲

 2021年9月場所は新横綱の照ノ富士が2場所ぶり5度目の優勝を果たした。宮城野部屋の力士がコロナ感染したのが理由で白鵬が休場し、一人横綱となったが見事に優勝を飾った。新横綱での優勝は2017年3月場所の稀勢の里以来、史上9人目の快挙 ...

大相撲

 9月場所は3勝7敗5休という成績に終わった。9日目の宝富士戦で左膝を痛め、10日目から休場した。残念な結果になったがそれでも8日目は正代を上手投げで破り、記念すべき対大関戦初勝利を挙げた。立ち合い負けし、左を差され、一気に寄られたも ...

大相撲

 元兄弟子とは元大関琴奨菊の秀ノ山親方と元関脇琴勇輝の君ヶ濱親方である。琴奨菊はがぶり寄りで、そして琴勇輝は突き押しで活躍した。また琴奨菊は去年、琴勇輝は今年引退したばかりの新米の親方である。

 琴ノ若の父が現佐渡ヶ嶽親方 ...

大相撲

 琴勝峰は琴ノ若の埼玉栄高校の2年後輩でもあり、琴ノ若に先んじて上位総当たりの番付まで上がった。しかし大負けして跳ね返され、怪我もあり、現在は十両で土俵を務めている。

 琴勝峰は出世が早く、入門して僅か2年で十両昇進を決め ...

大相撲

 琴ノ若を語るうえで欠かせないのが祖父である元横綱琴櫻の存在である。現役時代は強烈なぶちかましとのど輪押しで頂点に昇り詰めた。そして親方となり、師匠となってからは大関では琴風、琴欧洲、琴光喜、琴奨菊を育てるなど合計22人の関取を育成し ...

大相撲

 取り口は右四つ得意という部分は父の初代琴ノ若と同じだが、父は右四つに組み止める相撲と上手投げを得意としていた。また「ミスター3分」とも呼ばれ、相撲が長かった印象がある。一方琴ノ若は突き押しでも相撲が取れ、父のように四つに組み止める相 ...

大相撲

 新十両からはいずれも勝ち越し、所要4場所で十両を突破した。特に新十両の場所は12日目までに5勝7敗と後がなくなった状況から3連勝し、千秋楽で勝ち越しを決めた。番付も西14枚目と十両最下位の番付であり、絶体絶命の状況からよく勝ち越せた ...