大相撲

 2025年5月場所は新入幕の場所だったが4勝11敗の大敗に終わった。序盤は3勝1敗と白星が先行したものの、その後は連敗が止まらなくなってしまった。また内容的にも突き押しが通用せず、力量差があったと言わざるを得ない。また微妙な一番もあ ...

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 師匠の春日野親方は元関脇・栃乃和歌である。和歌山県海南市(旧海草郡下津町)出身で春日野部屋所属だった。また身長190センチ、体重162キロであり、右四つ、寄り、上手投げを得意としていた。箕島高校から明治大学に進学した。そして1985 ...

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 部屋の稽古を見て驚いたのが、当時入幕したばかりの遠藤が出稽古に来ており、栃ノ心に軽々と吊り上げられていたことである。写真を見て同じ幕内力士でもここまで力の差があるのかと驚いた記憶がある。おそらくスタミナの差が吊り技となって表れたと私 ...

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 所属する春日野部屋は1925年5月場所に現役を引退した出羽海部屋所属の横綱・栃木山が引退に伴って春日野を襲名して養父の部屋を継承した。そして今年で創設100周年ということで4月29日に春日野部屋創設100周年パーティーが開催された。 ...

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 また碧山は元幕内久島海の田子ノ浦部屋に入門しており、2012年に田子ノ浦親方が急逝後、春日野部屋に移籍した。そして転籍もまとめての転籍ではなく、当時の北の湖理事長から田子ノ浦部屋の一人一人に希望する移籍先を伝える封筒が届いたようだ。 ...

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 2023年5月場所に栃ノ心が引退した時点で碧山は部屋唯一の現役関取となった。しかしこの時点で年齢は35歳であり、衰えが懸念されていた。そして同年9月場所は東前頭14枚目で5勝10敗と負け越し、11月場所で十両に陥落した。これにより春 ...

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 引き続き突き、押しを磨くことに尽きる。元関脇・栃乃洋の竹縄親方によると出稽古には行かず、地力を付けさせるような稽古をしているようだ。その成果が連続勝ち越しであり、新入幕と言える。

 わたしもこの考えに賛成である。なぜなら ...

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 突き、押しを得意としているが叩く相撲も多い。以前は押し切れずに引いてしまうことが多かったが、最近はそのまま押し切る相撲も出てきており、そのことで引き技も決まりやすくなった。またスピードも持っており、土俵を回り込むことも上手い。この部 ...

大相撲

 幕下時代から注目していた。体格に恵まれており、すぐに十両に昇進するものだと思っていた。しかし幕下上位の壁に苦しんだ。押し込むものの、あと一歩が押し込めずに引いて敗れるといった相撲が多かった。

 また2度東幕下筆頭まで番付 ...

大相撲

 東十両14枚目で迎えた5月場所は13日目に勝ち越し、8勝7敗で場所を終えた。しかし次の7月場所は東十両11枚目だったが10日目に負け越しが決まった。その後3連勝して盛り返したものの終盤は連敗して5勝10敗となり、翌場所は幕下陥落とな ...