大相撲

・大関という地位

 大関は強いからといって上がれる地位ではない。その力量があってもまとまった成績が残せなかったり、また残せたとしても大関以上の人数が多い場合は見送られることもある。実際に琴錦や若の里は大関の力量がありながら ...

大相撲

・大関獲り

 大関に昇進したのは1980年3月場所であり、大関獲りは同年1月場所だった。古い話で恐縮だが、当時は北の湖、輪島、二代目若乃花の全盛期であり、初代貴ノ花や栃赤城が観客を沸かせる相撲を取っていた。そして自身は小学 ...

大相撲

 若隆景の大関獲りに関して避けて通れないのが元大関増位山太志郎の存在である。

・来歴

 増位山は身長182センチ、体重116キロであり、右四つ、上手出し投げ、上手投げを得意としていた。そして大関在位は僅か7場所 ...

大相撲

・三代目若乃花

 身長180センチ、体重134キロだった。またおっつけ、押し、左四つ、寄りを得意としていた。下半身の強靭さは伯父の初代若乃花を彷彿とさせており、若隆景に通じる部分がある。また下半身が柔らかく、投げ技など多彩 ...

大相撲

・日馬富士

 身長186センチ、体重137キロだった。また突っ張り、押し、右四つ、寄りを得意としていた。小柄ながら突き刺さるような鋭いぶちかましが武器だった。四つ相撲も取れたがあくまで二次的といった印象だった。なお大関在位 ...

大相撲

 体重130キロ台の大関は最近では記憶がないので調べてみた

・初代霧島

 現陸奥親方であり、元大関で関脇の霧島の師匠だった。また現役時代は身長187センチ、体重132キロであり、左四つ、寄り、吊り、出し投げ、う ...

大相撲

 序盤戦での出遅れが大きな課題である。番付が小結や平幕上位であれば前半戦は上位力士との対戦が多くなるので黒星先行は理解できる。しかし関脇に上がり、前半戦は平幕との対戦が多いにも関わらず黒星が増え、上位と対戦する後半は巻き返すといったこ ...

大相撲

・安青錦戦 1勝1敗

 7月場所は押し合いから安青錦に右を深く差され、懐に入られて押し出された。完敗の内容であり、本人も忘れてはいないはずである。また大関獲りの場所であり、若手相手に連敗する訳にはいかない。よって今度は若隆 ...

大相撲

・琴櫻戦 7勝7敗

 五分となっているが直近は若隆景が2連勝している。また最近は琴櫻の立ち合いの踏み込みが甘く、受ける相撲になっているので今の調子なら勝てる確率は高そうだ。

・霧島戦 8勝8敗(うち霧島の不戦勝 ...

大相撲

 ここでは9月場所で三役以上が予想される力士との対戦を見ていきたい。ちなみに対戦成績は幕内での対戦成績であり、十両以下での対戦は省いている。

・豊昇龍戦 6勝7敗

 以前はリードしていたが、豊昇龍が大関に昇進し ...